ニンテンドー3DS用2D無双アクションゲーム「閃乱カグラ Burst 紅蓮の少女達」のクリア後レビューです。
前作+敵側のルートも入った完全版
このゲームは一言で言えば前作の完全版。(前作のレビューはこちら)
前作の善忍ルートをまるっと含めて、悪忍ルートを追加したお得なゲームです。
前作とのシステム上の大きな違いはセーブデータの取り扱いでしょうか。
本作は最初にセーブデータを決めると以降、ゲーム中でのセーブ画面でデータの選択は行えません。
ラスト間際で1人でも育てていないキャラがいたらしっかり育てましょう。
でないと詰みます。(不安ならレベル30くらいまで上げとけば余裕でクリアできます。)
システム周りでは前作では1つだった必殺技が増えたのは改善点ですね。
地上技の他に、空中技も増えました。
あと敵がそこそこ攻撃するようになったのも良くなった点かなと思います。
悪くなったと感じた点は陰乱属性の成長ゲージがとてつもなく悪くなったこと。
なかなかゲージが増えないので覚醒させるのに苦労しました。
また命懸モードでの防御力が極端に落ちた気がします。
今作は前作より敵が攻撃するようになりましたが、その主だった攻撃が「飛び道具」なんです。
爆弾系の飛び道具の他に火を吐いたり、毒霧を噴射させたりします。
この攻撃が通常攻撃と比較にならないレベルで強力です。
命懸モードで爆弾系に当たると中には体力ゲージの半分が奪われたりするものがあります。
飛び道具2発で死ぬなんてザラです。
通常クリア後に発生するラストクエストの大道寺先輩との対戦は、大道寺先輩以外に巨大ロボットが複数体登場し、四六時中飛び道具で牽制しています。
このゲームは被ダメ中も追い打ちで攻撃判定があるため、飛び道具が連続で重なるだけで即死です。
開始3秒で死んだ時は笑うしかありませんでした。
結果、難易度を履き違えた大雑把な作りになった印象が拭えません。
ま、ストーリーの設定やラスボスの名前まで某格闘ゲームと同じだしラスボスがキチガイじみて強いのはそれをインスパイヤしたのかな、と無理やり納得させることにしました。
そんなわけでゲーム自体はそこそこ面白いですが、完クリしないと気がすまない人にはイバラの道が待っているゲームだと思います。
普通に楽しむには十分楽しめるかと。
あぁ、このゲームの肝についてすっかり書き忘れてました。
このゲームのキャッチフレーズは「爆乳ハイパーアクション」ですから、おっぱいについて書かないといけませんよね、ええ。
書かなくてもいいような気もしますが。
アクションパート中は某不知火さんのようにたゆんたゆんしているようには見えません。
基本、立ち絵で楽しむかアクション中にアーマー破壊を行うとそこだけ3Dアニメーションになります。
このへんは前作と同じですね。
なお破壊時のアニメーションおよび着替えをする更衣室のカメラアングル操作がメインシナリオのクリア後に解放されます。
ちなみに更衣室ではマイクも使えるようになります。
どういうふうに使うかは想像にお任せします。
ところで、焔ちゃんの弱攻撃の掛け声が「にゅうにゅう」と聞こえるように感じるのは私だけですか、そうですか。