8月の終わりに毎年楽しみにしている稲川淳二のミステリーナイトツアー「MYSTERY NIGHT TOUR 2012」に行って来ました。
今年は20周年ということで、今までの作品の中からピックアップしてのお話でした。
語り始めに痩せていく子どもの話を途中まで話して止めてた。
知らない人気になるだろうにw
そんなところから、がんで入院してた時に婦長さんに言われた話に移り。これ新作?
他に「樹海の声」「ゆきちゃん」「トマト畑」「夜汽車での話」と進んで行きました。
トマト畑、実は著作権の都合上ツアーでしか聞けない話。著作権の都合っていうのがラストに流れるビートルズ。
いやいや、外せばいいのに^^;
そこは譲れないところなんだろうなあ。
話としてはこんな感じ。
夏休みに田舎に遊びに行った小学校の男の子、おばあちゃん(おじいちゃん?)のトマト畑でとったトマトを渡しに近所の家に向かい外国の女の子と偶然知り合う。
翌年、女の子と花火を見て帰りに足をくじいた女の子をおんぶして帰る。
途中「私と結婚してくれる?」と聞かれ「うん」と答える少年。
しかし翌年田舎にいくと女の子はおらず体が悪くなって今年は来れないことを知る。
翌年もその翌年も女の子は田舎には来なかった。
その年、女の子が死んだことを知る。
それから何年もの月日が経ち、結婚して子どもも生まれた主人公は久々に田舎に帰る。
懐かしいトマト畑はもうない。
花火を見て子どもを背負いながら帰る途中、主人公はこの状況が当時女の子をおんぶして帰ったこととだぶる。
その時、風がふっと吹き「ありがとう」と聞こえた。
家に帰った夫を見て妻はなにかいい事でもあったの?と尋ねた。
夫は「あったよ」と応えた。
で、ここでビートルズが流れるわけです。
いやぁ、いいですね。
女の子の名前出てきてたんだけど、最初の一回しか出て来なかったので忘れた……。
今年は会場ごとに話を入れ替えてるみたいなんで、もう一回行っても聞けるかどうか分かんない。
→トマト畑が収録されたCDが発売されました!!
こういう怖い話以外の話も稲川さんの怪談はあるからいいと思うんですよ。
もちろん、怖い話も好きなんですけどね。
絶対一度は聞きに行って欲しいなぁ。そしたら毎年行くようになるはずw
ちゃんと怪談の後の心霊写真コーナーありますよ。
あの湖から顔を出す男も。としおくんになったんだけw
それと初パンフレット買いましたよ。あれで300円は安すぎ。
インタビュー的な記事が新聞形式でがっつり楽しめます。
うちわパタパタさせながら待ち時間に読んでました。
DVD発売