今朝「がっちりマンデー」というTV番組で株の特集をしてました。極楽とんぼの加藤が開口一番
「今、株ですか?」
と突っ込み。誰もが感じるこの時期に株をテーマにしたゲームを出すカプコンさん。ステキです。
そんなわけで、株式売買シミュレーションゲーム「株トレーダー瞬」を昨日よりプレイしています。
面白いとは思ってましたが、株好きなら買って損はなしのゲームです。株を知らない人でも、タイミングゲーなので楽しめるとは思います。でも、やっぱりトレーダーにこそ馬鹿にしないで遊んでもらいたいですね。
ゲームの流れやシステムの仕様
このゲームは
「アドベンチャーパート」→「トレード」
という2段構成になって進みます。
ジャンルこそ違え、雰囲気は同じDSゲームのカドゥケウスにそっくりです。アドベンチャーパートではシナリオを進めたりトレードをしたり、時には対戦トレードをしたりします。(だんだん対戦が主になります。)
完全テクニカルの疑似デイトレ
トレードはチャートを見ながら売り注文と買い注文を出して取引をします。トレード終了時に手仕舞いされるのでトレード後にも株を持ち続けたり配当金が出たりすることはありません。(アイテムで配当金というのはありますが、あくまでトレード内で完結します)
チャートはいわゆるローソク足ではなく、1本の線になっています。この線の太さで出来高があらわされています。時間進行は1トレード2ヶ月が基準になってます。
2ヶ月のデイトレ(変な日本語・・・)といった感じです。移動平均線や抵抗線、ボリンジャバインドも使えるようになります。
出てくる会社は架空
市場は東証1部、2部、JASDAQの3つ。もちろん架空の株式会社です。各銘柄は一年に1回財務が更新されるようです。財務の数値はPER、PBR、一株利益、一株資産の4つ。後は参考として成長性がA~Eであらわされています。もっとも、途轍もなく短期売買なので財務は関係ないと思います・・・。(さっき、理論株価に株価を適応させる「開眼」なる能力が身につきましたが、これに利用するのかも知れません。)銘柄はトレードのシナリオで増えたり、ショップで買ったりして増やします。
売買は現物、信用取引はあとから出てくる
購入は途轍もなく単純化されてます。買いと売りだけ。単元だの現物だの信用売買だの手数料だのを考える必要はありません。漢らしく、買い・売りのみ。
※追記:空売りありました。空売りはシナリオを進めると初期の段階で可能になります。あと繋ぎ売りや自動ロスカットはできません。
悲しいのは事前に銘柄のチャートが見れないこと。もしかしてアイテムか何かで見れるようになるのかもしれません。値動きの荒い銘柄を知る為には実際に選んでトレードした際にメモっとくか、JASDAQ銘柄から選択するという手段しかありません。値動きの遅いへっぽこな銘柄では対戦で厳しい戦いを強いられます。
能力に目覚めてからは、能力で株トレードを有利にすすめる
能力を使うことでトレードは優位に進めることが出来ます。買い煽りや売り煽りで価格捜査をしたり、対戦トレードでは相手の気合を下げることで売買をさせないようにすることも出来ます。
対戦トレードは各キャラごとに特殊な能力を使いますのでそれに合わせてこちらも能力をセットさせる必要があります。とりわけ、相手に精神力に影響を与えるものがセットされている場合、対策をとっていないと一瞬で負けることになります。(精神力が0になるとゲームオーバーになるルールのものがあります。)能力がコンボで決まるとかなり爽快です。
と、ゲームシステムはこんな感じです。(株式売買している人ならすぐにのめりこめるはず)このゲーム、シナリオはともかくトレードがかなり熱いです。ぜひ対人戦をやってみたい。
銘柄は絞って購入
トレードが苦手な人は銘柄を1つに絞った方がいいかと。
大量買付→買い煽り→利益確定→株価が下がり始めたら大量売り→売り煽り→利益確定
このルーチンで問題なしです。
買うときは抵抗線を抜けた後や平均線を抜けた後、売るときは逆と考えれば大丈夫です。ここに煽りをかぶせれば楽しいことになります。精神系には想定の範囲(笑)とオーラを能力としてセットしておけば大丈夫でしょう。想定の範囲は相手が利益確定した後でも使えるので重宝します。オーラは大量の利益確定の直前で使いましょう。相手の能力を逆手に取りはじめたら、もう楽しすぎてやめられなくなります(^^;
マイナーだけど面白い
このゲーム、ホントかなり楽しいです。実際の株式売買でここまでバシバシ売買したことは無いですしね。お勧めなんですが、やっぱジャンル的にはマイナーでしょう?その上、実際のトレーダーがデータもしょぼしょぼ、制限だらけのゲームをやるか?といわれると・・・面白いんだけどなぁ。
余談ですが、ここのところゲーム株がすさまじい勢いで上がってますね。任天堂の株なんか1年で3倍ですよ。ベンチャーじゃあるまいし・・・恐るべし任天堂。かたや中古ゲームショップの親会社クインランドは15分の1。ゲームにも出てきたMSCB発行後、この有様です。今また上がってきてますが「開眼」を使えば20000ですよ(^^
・・・やっぱ微妙ですね。。
(この記事の数年後クインランドが倒産したわけで。。)