【コミック】五佰年BOX(1)レビュー

今年もあと少しで終わりますね。
今年1巻がでた本の中で個人的に一番続きが気になっているのがこの「五佰年BOX(いほとせボックス)」です。
このコミック、ネットショップ各所でずっと売り切れてAmazonマケプレで変にプレミアまでついちゃってるんで紹介しづらかったんです。
が、きっと今月発売(12/22)の続刊に合わせて再販されることを期待してレビューを書くことにしました。
追記:12/29にちょろっとだけAmazonに新品が流れた模様。

1巻冒頭のストーリー

物語の主人公である叶多(かなた)は、隣に住む幼馴染で初恋の真奈の家の倉掃除を手伝っていた。その最中、寝耳に水で真奈の婚約者を紹介される。
放心状態のまま倉掃除をしていたら、ふとどこからか人の声が聞こえてくる。声を辿ると古い木箱があった。叶多が箱を開けると、そこには小人のようなものが生活していた。
驚いて真奈の父親に話しかけるも、うまく伝えることができずそのまま箱を持って返ってしまう。

箱の中の小人の生活は中世の日本のようで、百姓が畑を耕していた。この箱は現実の場所とリンクしているのか、箱をずらすと中の景色も変わっていた。暫くの間、叶多はその生活を見守っていた。

そんなある日、百姓たちが侍に斬り殺されている現場を目撃する。思わず手で侍を弾くと、侍は転がって死んでしまった。怖くなって真奈の家に向かったが、家から出てきた真奈のおじさんから「真奈という娘はなんかいない」と告げられる。


箱の中は過去なのか?叶多は歴史を修正できるのか?

ミステリアスで、続きがとても気になります。

作中では箱庭の世界が大体500年前の日本じゃないか、という仮説がでて、さらにバタフライエフェクトの話も出てきます。(あとがきでは1519年頃と書いてます)
箱庭の侍を殺したことが、真奈の先祖に影響を与えてしまったのではないか、と叶多は考えて、箱の中の百姓たちを助けることで真奈が再び現世に戻ってくれないか、と期待しています。
冒頭に1シーンだけ出てくるお坊さんのセリフもバタフライ・エフェクトを連想させてます。これ未来の叶多だったりするんでしょうか?

物語は、真奈がいなくなったあと、偶然真奈の婚約者に出会った叶多は二人で真奈を現世に戻すため何かできないかと行動を始めます。現世に戻せたところで、結局は実らない恋になる可能性は高いでしょうから、なかなか切ないですね。
さらに箱庭に干渉する度に、自分が経験していないはずの記憶が生まれていきます。過去が変わるために経験していない記憶が増えていくようです。このあたりの設定、新鮮だなぁと思いながら読んでました。

真奈が再び現世に現れるのか、このまま消えたまま終わるのか、冒頭の坊主が叶多なら消えたまま探し続けるという話になっちゃいそうですが、2巻とても楽しみです。

▼1巻は現在プレ値が付いてるので…もしかしたら12/22前後に復活するかも。
別にKindle版買えばええやん、って話ですが好きな本は紙で持っておきたい派。


▼2巻は12/22発売予定です。


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