数週間ごとに新刊コミックをローラーして浴びるように読む習慣がありまして、特にそんなことを書く必要もないかなぁと思ってたんですが。
人に話すと、そんなことしねぇよと突っ込まれてしまったので、せっかくだから読んだコミックでも書いてみることにします。
一度に大量に読むと話がごっちゃになって、続きが気になっても、あれタイトルなんだっけ?ということがよく起こるので、その予防というか備忘録の意味もあります。
新刊以外の既刊続刊も読んだやつを載せています。
賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編 7巻 /福本 伸行
カイジの新刊出てました。チャンとマリオの命で復活したカイジが最悪手の2を流して、流れが変わっていくという感じです。
和也が初めて動揺を見せる中、ラストにカイジがQを引きあてます。
この漫画、相変わらずのんびりしたペースです。要約したら内容なさすぎ^^;
ドードーマ 1巻/白石純
真ん中に樹の幹があって、周囲を壁で囲まれたワノクニ。
ここに住んでいるマナとシノの兄弟が主人公、ですたぶん。
ずっと平和だったこの国の壁が突然外から打ち破られ、そこから外の人間が攻め込んできます。
マナとシノは木のてっぺんに住むと言われるカミサマの元に向かいます。
なんかエルフっぽいカミサマがいます。外敵をマナが倒していくんですけど、一人捕虜にします。
で、そもそもこの住んでた国は実は巨人の内部で、巨人同士が戦う世界でした。
ラスト、外の人間らしいおばあちゃんが登場。ニコニコしながら殺してますよ。
まだまだ序盤、といった感じです。
自殺島 13巻/森恒二
セイとリヴのサバイバル生活が前半です。サメが出てきて危ないから倒そうってことで、引掛けのある矢を数本撃って仕留めます。その疲れからかリヴが風邪を引いて寝込みます。セイは葛を探して根を煎じて飲ませます(葛根湯)。
一方、集落では前巻で襲撃を受けた仲間たちが死んでいきます。稲穂を眺めながらミノルも死にます。
サワダは男を減らすために殺す計画を続けようとしています。
それを感じてボウシが武器を作っています。
オダとノリオはセイに集落の襲撃を伝えに向かい、それを聞いたセイはサワダの襲撃に備えて今の家を後にします。
全面戦争前夜って感じがしますね。もうそろそろ終わりが近いのかな。
この作品、最初は閉鎖空間でのデスマッチみたいなっていくのかと思ったらまったり無人島生活になっていくのでびっくりしたものです。途中から流れが変わってホッとしましたよ。
予告犯─THE COPYCAT─ 2巻/小幡 文生 (著), 筒井 哲也 (原著)
前作、予告犯は本日から映画が公開されてますね。コミックの方はラストがイマイチの燻りっぷりでモヤモヤしました。
本作「予告犯─THE COPYCAT─」はスピンオフ作品でテロリスト集団「シンブンシ」と同じように社会悪に制裁を加えそれを動画サイトに流す高校生の話になっています。
シンブンシの真似事、コピーキャットとして活動する猛流と草太、恭子。
恭子をレイプして制裁を加えられた田崎なんですが、なんと今回からコピーキャットの一員になっちゃいます。
自分をリンチしたのが恭子とその関わりを持つ猛流と草太だということを突き止めて脅しをかけにいった先で、じゃあお前も仲間になれ、と。なんだそりゃwレイプされたのを動画に撮られて脅された恭子と同じ釜の飯を食うってのは何か解せない。
警察側の動きとして、ジャーナリストの新山が警部補の細村に話を持ちかけます。
次のターゲットは連続レイプ犯のキルマザーだろうと。その予想は的中。コピーキャットはキルマザーに予告状を突きつけます。
監獄学園 17巻/平本 アキラ
元女子校に男子5人が入学して・・・というハーレムものと思いきや、なんか斜め上の方向でハーレムになってるギャグエロマンガです。まさかアニメ化されるとは夢にも思いませんでした。
今回の巻では脱獄計画をした万里が実は計画自体がブラフでケイトを罠にはめるための計画だったと。ブラフに付き合わされてるとも知らず、任務遂行のために人前でおもらししたキヨシがかわいそ。
万里とケイトがウロボロスwになったのを花が動画でおさえます。
体育祭の騎馬戦でアンドレが人外の化け物になったり、花さん、キヨシの部屋に行ってアルバムないの?と聞いたり、相変わらずのカオスです。
アトム ザ・ビギニング 1巻/手塚 治虫 (著), ゆうき まさみ (著), カサハラ テツロー (著)
鉄腕アトム誕生までの物語を描く、とあったんでとりあえず手にとって読んだものの、アトムの雰囲気は現状全くなし。
天馬博士とお茶の水博士が主人公なんですが、アトムというかエンジニアの日常を描いた作品ですね。
これ読み続けるかなぁ?ちょっと微妙。
声優ましまし倶楽部 1巻/目黒ひばり、 小林尽
これは、アカン(笑)
別途、レビューします。
妖怪番長 1巻/柴田ヨクサル
一言で言えば「ロリ×妖怪×アクション」。
小学校の教室でいきなり「今から、このクラスの番長を決めます」という突然すぎる幕開け(だけど、もはや今じゃありきたり)で始まり、特に周辺の設定やら世界観やらは語られず、読んでてぽかーんとしてしまいました。
やたら派手なアクションシーンと妖術、単発でバッタバッタと退治される妖怪。
正直、個人的には面白いのかどうか判断に戸惑う作品です。やたらと勢いはあります。
リアルアカウント 4巻/渡辺 静 (著), オクショウ (企画・原案)
国民的SNSリアアカ(イメージ的にはtwitterが一番近いと思う)の世界に突如閉じ込められたユーザー(作品内ではプレーヤーと呼ばれる)。この世界から出ていくためにはゲームを勝ち残っていかなくてはならないらしい。
大原則として、プレーヤーが死ぬと、プレーヤーをフォローしている人も一蓮托生で死んでしまう。そのため、巻き込みを恐れたフォロワーがどんどん解除していくというのが作品のアクセントになってます。
この作品、2巻までと3巻以降で主人公が変わって現在はユウマとあやめ。お互いに相互フォローすることで生き延びています。
本巻では、かまってちゃんを黙らせるゲームと既読スルー撲滅ゲームをやっています。
かまってちゃんには現実を突きつけ(本体はネカマw)、既読スルーではユウマとあやめが交代で互いのスマホをチェックして休憩を取り合うという形で進めています。あやめの糞ったれな兄との決別をさせます。
最初はただのネタ作品だと思ってましたが、意外に面白く読めてます。
カコとニセ探偵 1巻/光永 康則
これ、面白いです。
天才名探偵少年(どっかで聞いたことあるw)だったサトルは、その才能から警察やアウトローたちに疎まれ一家も離散、今やほそぼそと裏で捜査の手伝いをしています。口癖は「真実はいつも一つ」(ええんかwこれw)
でもそれの推理力はサトル自身の頭脳もさることながら、特異な能力によるところが大きいです。霊を見ることができるという。
この作品は、霊感のある探偵サトルと、とある事件で偶然であったカコ(トイレの花子さんと間違われたこの地の守り神)とがコンビを組んで事件を解決していく心霊探偵ものです。
霊に聞いて終わり、というものでもなく、結構サトルが推理しているのが新鮮ですね。
私は刑事物や探偵物に対しては相当厳しい評価をしてしまう癖があるんですが、この作品は純粋に続きが楽しみです。
地縛少年 花子くん 1巻/あいだいろ
かなり突然登場する地縛霊の花子くん。
主人公の八尋は好きな先輩への告白を成功させたいという願いを持っていて、それを叶えさせてあげようとします。魔力じゃなく普通に相談としてw
とれたての野菜を先輩の机の上に置いてみたり(もはやお供え物)、キャラ弁とは思えないグロテスクなお弁当を作ってみたり。
結局大根足と言われてフラれてしまうわけですが。
そんな八尋と花子くんの日常系ですね。
タイトルや画のタッチとは裏腹にホラー要素は皆無ですのでまったりと読めます。
繰繰れ! コックリさん 9巻/遠藤ミドリ
安定した面白さ。
9巻にもなって未だコヒナとの恋が進展しないと喚く犬神からはじまり、コックリさんが再び女性化したり。
安心して読める作品です。ほんといつの間にか9巻か。
亜人 6巻/桜井 画門
3部作の映画になるっぽいですね。
人間ではない「亜人」。自分自身もその事実を知らないことが多い亜人という存在をモチーフにした作品です。
6巻では政府側の亜人である下村泉の過去にスポットを当てた作品になっています。
少女時代の両親との関係や決別などが描かれています。
ぶっちゃけ当初の亜人の不気味さは3巻くらいから完全になくなっちゃってアクションものになってますよね。それがとても残念。