シンプルシリーズの中の脱出系アドベンチャーゲーム「SIMPLE DSシリーズ Vol.45 THE 密室からの脱出2」をクリアしました。
前作を遥かに凌駕する圧倒的ボリューム!
前作の「THE 廃屋病棟 ~呪われた病院からの脱出~」は廃屋の病棟を舞台としたホラーゲームでしたが本作はサスペンスSFに仕上がっています。
ホラーゲームじゃないからとほったらかしてたんですが、廃屋病棟のアプリ版「閉鎖病棟」が出てたみたいなのでこれを機にちゃんとやろうということでプレイしてみたわけです。
そうしたら前回とは比較にならないボリュームで「やべぇ面白ぇ」と。
ちょっと前までは中古で3000円とかしてたのでやってもないし面白いかどうかも不明だったので誰かにすすめることはできなかったんです。
ところが、なぜか今値崩れしててようやく定価以下で買えるようになっています。アプリが出る予兆なのかもしれませんが、パッケージの購入なら今のうちかと。
本作は脱出系アドベンチャーの定番中の定番からスタートします。
そう、
「目を覚ますと見知らぬ場所にいた」
からww
前回プレイした時には、このスタートの時点でずっこけてヤル気が失せたのですがリベンジとなる今回はしっかり続きを始めました。
自分がどこにいるのか、さらに自分が誰なのかもわからない主人公をプレーヤーは動かすことになります。これ、結構なストレスに感じる人もいるかもしれません。
ゲームは前作と同じタイプの面クリアタイプの脱出系ですが、今回から分岐が登場します。
分岐はステージのクリア方法によって変わっていきます。
分岐は一つのメインストーリーを最後までクリアすることで条件が開放されます。
脱出系と言えば密室ものがほとんどですが、本作は屋外ステージも登場、SF風味だったものが一転、インディージョーンズのような冒険アドベンチャーになったりします。
もちろん、冒険アドベンチャーにお約束の罠とか乗り物とかが登場します。
そういう点から、タイトルには「脱出」とありますが、正確には「面クリアタイプの探索型アドベンチャー」になっていますね。
往年の名作「慟哭 そして…」やら「REVIVE ~蘇生~」が好きな人なら楽しめるはずです。
なお、この作品にはヒントも何もない謎というのが存在するので「いろいろやってみる」という試行錯誤が楽しめない人にはおすすめできません。