最近、再び私の中のコミック熱が再燃しています(笑)
もっぱらサスペンス物が大好きなのですがパニック物も嫌いじゃないです。
そんなわけで久しぶりに筒井哲也さんのマンホールを読み返しました。
3巻でキレイにまとまったパンデミックストーリー
この作品は未知のウイルスが蔓延するといったいわゆるパンデミックをテーマにした作品です。
ある日、全裸の男が街中に現れ血を吐いてぶっ倒れます。そしてその血に触れた市民が感染し、感染が拡大してくといった話です。
なぜ全裸の男が突然街中に現れたのか、が事件の謎であることは言うまでもありません。
前に「ホラーなら4巻、サスペンスなら10巻くらいが読みやすいし人にも勧めやすい」と書きましたが、本作は全3巻でとても綺麗にまとめられているので私的には評価が非常に高い作品です。
絵も丁寧ですし、苦手な人がいるとすれば若干スプラッター風味な部分がある所くらいでしょうか。
マンホールの少し前に「エマージング(外薗 昌也)」という同種のパンデミック物があります。
こちらは全2巻という更に短い作品ですが、尻切れトンボになっておらず、マンホールよりも社会的な作品でお勧めです。マケプレでセットでも1円で買えちゃいます^^;
筒井さんは最近だと「予告犯」というコミックを書いています。
この作品はインターネットの動画投稿サイトで犯罪を予告して実行する集団の物語です。
現実でも自殺予告して本当に自殺するような事態が日本でも起こってるわけですし、作品のような出来事が本当に起こっても全くおかしくない土壌があるだけに、どこか空恐ろしいものを感じます。