【映画】この子の七つのお祝いに 感想

以前、松竹の昔の映画が続々DVD化されると書いてましたが、その中の1本「この子の七つのお祝いに」を観ました。噂だけはおぼろ気ながら聞いてましたが、これまた鬱なストーリーですね。零やった後なのにズシンときますわ。。

戦後の退廃的な雰囲気が感じられる作品

プロローグは戦後、数年してから。父親に捨てられた母が子どものために着物を売ってバナナやお菓子を買って渡す所から始まります。「父親がお金を持って逃げた」「悪い父親」「大きくなったら仕返しをしてくれ」と言われ続けて娘が育てられています。

一緒にアルバムを見ながら父親の顔を針でぶすぶすと突き刺したりしてます。ヤバイです。母は娘が七つになった正月の元旦に自らの手首と喉を掻き切って自殺します。その後、時代が進み現代へ。娘の復讐劇が幕を開けます。

久々にサイコホラーな映画を観たという感じでした。お化けが出るわけでもないし、音で驚かせたり突然ショッキングな映像を出したりといったお化け屋敷的な演出もありません。物語がただ進行していくだけなんですが「怖い」です。
先月観た貞子3Dなんかよりよっぽど怖くて不気味です。ラストもしっかり終わらせてくれるので半端な気持ちにもなりません。

いい映画でした。

なお原作は第一回横溝正史賞を受賞しています。
あぁなるほど、という感じです。


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