ニンテンドー3DS用ゲーム「女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。」をプレイ開始。
本作はタイトルに密室と入ってるだけあってジャンルはいわゆる「脱出系アドベンチャー」です。タイトルがキャッチャーですけど、実際やってみると別に全然大したことがないのでエッチ要素を期待して買ってもがっくりするだけです。
ちょっとエッチな脱出系アドベンチャー
脱出系アドベンチャーといえば、操作は下のタッチパネルで気になるところをチョンチョンとやって探索するって形ですが、本作は調べるという動作を全て「文字入力」によって行います。なぜこんなめんどくさいことにしたのか、果てしなく謎です。入力方式は手書き入力の他にローマ字入力などもありますが、まぁ手書きがあれば手書き使ったほうが早いですよね。認識もそこまで悪くは無いです。
手書き入力で進めるという謎仕様に加えて、スタッフは更に3DSの機能を使いたがってるのか探索中の一部シーンで「ジャイロ機能」が使えます。ええ、平たく言いますと、それでスカートの中でも覗けやwってことです。ぶっちゃけ絶妙な角度で見えそうで見えないようになってる気がします。何度かやってるとあほくさくなってイベントシーンだなとサラっとスルーする能力がプレイヤー自身に身につくことでしょう。
全編を通してジャイロ機能で探索しないといけないというゲームではないのが救いですが、最初の探索はジャイロ機能のみで探索だったので本気で勘弁していただきたかったです。携帯機のくせに外で普通にプレイできないでしょ、と。(ま、このゲームを外でやる人は購入者の1割もいない気がしますが。)
あと、グラフィック全体が白いです。眼がチカチカします。制服も白いし背景も白いのが多いので、もうちょっと考えて欲しいですね。テキストもウィンドウ色と溶け込んだ色の場合もあります。要はこのゲーム、ユーザビリティが悪いってことです。
ストーリーは結構引っ張られるものがあります。主人公は突然、夢のような空間にいてそこでは自分は光の塊みたいになってます。その空間では女の子は密室に閉じ込められてて、女の子に脱出の手助けをキーワードを書いて飛ばすことによって進めていく形になります。
密室から女の子が無事に脱出できれば、その夢の様な空間から現実世界に戻ります。この夢の空間と現実の空間の出来事が、微妙にリンクしてるのかしてないのかというストーリーが展開されているので、あの空間は一体なんなんだ、という疑問を持ちつつプレイするわけです。この辺はとてもいいなと感じました。
システムはイマイチ、設定はぶっ飛んでるというD3Pらしいゲームという感じです。
せめて探索シーンが普通のカーソル選択だったらまだましだったかなぁ・・・。