昔、ウィークエンドドラマとして土曜の深夜、オムニバスでやっていた「幻想ミッドナイト」。怖い話、不思議な話などの30分で1話完結のドラマだったんだけど、結構好きだった。つい最近ビデオをキャプってDVDにしたのに、今年の夏にDVDBOXが発売されるらしい。
まじかよ。
お気に入りは最終回の「破壊する男」だね、やっぱりw
郊外の新築の家に引っ越してきた家族。日中、夫のいない家に突然押しかけてくる男。排水管を調べるといい、無理やり中に入ってきて、地下で排水管がイカレてるからと工事開始。ヘビメタかけながら、ツルハシでガンガン壁を割っていくシーンが、もう笑うしか無い。
この話、まぁラストはこの付近一帯が悪魔崇拝をしていてその生贄に妻が差し出されるんだけど・・・。ウィークエンドドラマはどれもサクッと終わって名作が多かった記憶がある。
特に好きだったのは「なっちゃん家」。
毎回、なっちゃんっていう名前の主人公のサスペンス。これはミッドナイトより好きだったんでホントDVD化して欲しい。なっちゃん家で記憶にあるのはへその緒の話と最終回のクリスマスだね。
へその緒は、屋根裏で偶然見つけたへその緒から、本当の自分に気づく話。
クリスマスの方は、ラストに食卓で美味しそうにお肉を食べる話(違うw)。
なっちゃん家は心霊ものでもモンスターものでもなく「人間って怖いよね」っていう話だからとても好きだった。
あの当時って、アンビリバボーがしっかり心霊ものだったし、ちょい後からジャニーズがUSOっていう怪談・都市伝説ものを始めたりして、ちょっとしたブームだったんだよね。
今じゃ、そんなので残ってるのは、年1回の特番になっちゃった吾郎さんのほんとにあった怖い話(ほん怖)と、季節番組になっちゃった世にも奇妙な物語くらいか。
なんか寂しいね。