DS逆転検事クリアしました。
なので、クリア後のレビューです。
さすがは逆転シリーズ。地味だけど面白い。
ファーストインプレッションで男臭さがあるなぁと書きましたが、2話以降はいつもの逆転シリーズになりましたね。主人公と相棒(ヒロイン)というスタンス。
相棒が、今回は霊媒師ではなく泥棒とは何ともインパクトのある職業ですね。もっとも、ドロボウだからといってドロボウのスキルを使うわけでもなく。へんてこな機械で現場をシミュレートできると……
なんだか今回の作品、一言で言うと「地味」ですね。裁判所でのやり取りというのがないので、切れ目がなくてだらだらと続いている印象を受けます。緊迫感も何もあったものではありません。やっぱり裁判所があると緊迫感とリズムが生まれますね。
シリーズ化しやすそうなのですぐに続編が出る?
新システムの「推理」はなかなか良かったですが、サイコロックや見抜きと比べて、やはり地味というか、インパクトが薄いです。
まぁなんというか・・・これ、逆転裁判のスピンオフである必要は全くない気が。。
いつもの逆転節ではありますが、カプコンが刑事モノを作りたかったという裏があるんじゃないかなぁと思わず勘ぐってしまいます。
刑事モノはシリーズ化すると手堅いですからね。逆転シリーズはサクラ大戦化を計ってきてますが、あわよくばテレビドラマ化とか持ってこうとしてるんじゃ・・・
裁判所要らずで、現場だけで完結しちゃうこともやろうと思えば出来るわけで、予算もかからない(^^;
もっとも本作は検事ですけど。
語弊を恐れずにいうと、どっちも際して変わんないですよ・・・
※刑事と検事の違いは、この辺とか↓
物語がずっと続いてる感じがして、物語の起伏があまり感じられないかも
それにしても、今回の御剣検事、相当忙しくありません??
帰国の飛行機の中で事件に巻き込まれ、帰ってくるなり強盗と鉢合わせ、誘拐犯に身代金を受け渡しに行ってつかまった挙句、その翌日には大使館で大使をしょっ引く。ジャックバウアーも真っ青ですね。
これだけ事件が起こって、そのたびに強烈なキャラクターに囲まれている本作品が何でこんなに地味なんだろう・・・ちょいテンポ悪いし。
もっとも、それなりには面白いのでベスト版くらいの価格ならお買い得かな。
1年後くらいに出ると思う。