【映画】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 レビュー

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」観てきました。
満席で入れないかもと思い前日にネットで予約入れときました。
行ってみると空席がちらほらあるので当日買っても問題なかったみたい^^
ど真ん中で観れたのでまぁよし。

さて、肝心の映画ですが、案の定というかなんというか。
基本はダイジェスト版ですね。
第1話から第6話までの。
さすがにそのまんまじゃないです。
CGはべらぼうにきれいになってます。
あのにょきにょき生えるビルはどう見てもコピペ増殖っぽかったのでちょっとがっかり。

ストーリーは切るところはばっさり切って間を新作シーンで埋めてます。
初めて見る人でも抵抗なく見れるようにできてますね。
実際、どう考えてもエヴァ世代じゃなさそうな小学校低学年くらいの男の子がわんさかいましたから、きっと第2エヴァ世代になるんだろうなぁ。
何回も見てるような人でも違いがわかって結構楽しいと思います。
シーンが丸ごと変わってたり、セリフが追加・変更されてたりしてましたから。あ、違う、と。
(※この辺からネタバレ注意)
例えば、トウジをシンジが殴り返すシーンはストーリーの改修で学校に変わってます。
さらにTV版でケンスケがトウジを「こういう恥ずかしいやつ」というシーンが「こういう実直なやつ」に変わってたりと。
有名なセリフ。
「あなたは死なないわ。私が守るもの」の後に「僕に守る価値なんてないのに」と追加のセリフが。
いかにもシンジの性格を現しています。
全体を通して結構毒づいたセリフが増えて、ちょっとした感情的なセリフが減っているかも知れません。
「税金の無駄遣いだな」の後に「世の中には玉を使わないと困る連中がいるのよ」とか、リツコの「すべからく今の男は自分が一番」とか。
そこはかとなくシンジのやさしさがうっすら消えてミサトがちょっぴり子供臭く、ゲンドウはより冷徹になってる気がします。
とりわけ、やたらとミサトの父親コンプレックスをシンジと重ねたシーンが目に付きます。
本作はもともと父親と息子の関係がテーマにはなっていましたが、よりメッセージ性を強調したいのかも知れません。
父性の復権でしょうか。

そういえば、エヴァの放送されていた時期、OLの隠れファンが急増したとの話を小耳に挟んだことがあります。
男の子アニメが組織・チームワークで戦っていた時代から女性と子供が主役になっていった節目がエヴァだ、とは『紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫)』にありますが、まさしく男性が弱くなり女性が強くなった日本社会とアニメのパラダイムシフトが起こった時期なんでしょう。
この本、面白いですよ。
最後に次回作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の予告が入ってました。
新キャラが。。
明らかにストーリーに変更がありそうです。
楽しみですね。

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この記事を書いた人:makapy

ゲームと本と映画が好き。日常の生活で買ったり使ったものを紹介しています。

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