スプラッター映画「クライモリシリーズ」の第3作、クライモリ デッドリターンを観ました。第3作目の主人公は「移送中の囚人達」。森に迷い込んだ主人公らが、奇形化した森の住民に殺されていくという「クライモリ」らしいストーリーでした。
どちらかというと第1作目に似ている気がしますが、なんとも男臭い映画になってます。まぁ囚人ばっかに、唯一女性が1人いるという構成ですからね。基本エロとグロのスプラッター映画にはちょっと珍しいような。
残虐シーンも以前と比べて控えめ。なんだか森の住民がずいぶんとおとなしくなっている印象を受けました。
かわりに囚人のリーダー格のキャラが、軽くクリーチャーwラストシーン間際の食人鬼との対決はなかなかみものでした。
スプラッターばかりじゃなく今回はスプラッターらしいちょっと笑えるシーンも混じってました。途中、警部が助けに来たあと、すぐに殺されるんですが、その殺されるシーンがなかなか。木の上から槍を落とされ、それがぐさっと刺さるんですが、太った警部の口から肛門にかけて貫通。ガニ股で刺さってるその姿は、まるでカエルが串刺しにされたような絵に。
そういや、こういうシーンってクライモリはなかったですねぇ。
ただ、全体的にはぬるくなったかなぁ、という印象。
吹っ切れてた2作目よりはトーンダウンしたかなと思いました。