新幹線で読んだ本。

今回の帰省の移動中は漫画ばっか読んでた。
それも水木しげるさんのものばかり。
水木しげるさんの自伝漫画。
かなーり面白い。非常にお勧め。


上中下の3巻構成。

上巻は幼少から軍隊の入隊までの時期の自伝の為、必然的に「のんのんばあとオレ」とかぶる部分が多い。ただここだけにしかないシーンもある。のんのんばあが千鶴の肺病が移ったらしく肺病にかかり死んだことが描かれている。個人的にここがこの作品で一番強烈だった。シーン自体はあまりに淡々としてる。下巻の巻末にある詳細年譜に「小学五年生の頃にのんのんばあが死去」とあり正確な死期が分かっていない。母親が肺病ののんのんばあにあわせないようにしている節が漫画では窺える。

中は軍隊時代から貸本時代に入るまでを描いた作品。個人的には一番好き。海の中を延々と逃げ、原住民がカヌーで追いかけてきたシーンなどは本当に鬼気迫る迫力がある。生きたい。その魂の叫びが詰まった作品だと思う。

下巻は貸本漫画家時代の貧乏生活の歴史から現代まで。「めしを食べるために」働き、そして人気を博していく姿がある。ただ正直、中巻の迫力はあまりない。氏自身がおまけの人生と語っているが、戦中編とは明らかに雰囲気が異なる。これが自伝でなければ、あまりの作品の変貌に読者はぼーぜんとするだろう。

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