【映画】おばあちゃんの家 感想「こんなにムカつく映画はない」

サンウを「にくたらしい子供」程度にしか思わないなら、親バカorモンペアの可能性大だと思えるチェッカーにでもできそうな作品です。

感動は……したんですけど、ちょっとあまりにも主人公サンウのクソガキレベルがひどすぎるんで途中でDVDを真っ二つにしたくなってしまいました。(気持ちのいい感動ではなく、ただただ「怒り」の感情しかわきません。)

ほんとマジで、この映画をいいと思ってる人は、どこがいいのかコメントほしいです。あまりにサンウがクズすぎて、素直に作品の良さが分からないのです。

おばあちゃんの家 [Blu-ray]


おばあちゃん子は見ないほうが……

ひどすぎて耐えられません。それでも見たい方は、ここから下は見ないほうがいいです。完全にネタバレです。

もっとも、ネタバレも何も、この映画にストーリーなんてものは皆無です。
正直、なぜこの作品がここまで感動映画として評価が高いのか、ちょっと理解に苦しみます。

家出してお金のない母子が職探しの間、田舎のおばあちゃんに子供を預けるところから始まります。耳も口も利けないおばあちゃんとうまくコミュニケーションが取れないサンウ。と書いてはいますが、端から取るつもりはない態度

開口一番、「バカ」と罵声を浴びせます。(あとで家の壁にクレヨンで書きやがります。)お菓子をあげようとするおばあちゃんを無視。近所の子が声をかけても無視。要するにサンウは誰ともコミュニケーションがうまく取れないクソガキ、あるいは何か障害を持っているのかもしれません。

普段はずっとゲームばかりしているんですが、そのゲームの電池が切れてしまいます。おばあちゃんにお金をせがむサンウ。コンタクトが取れないと感じるや川で洗濯しているおばあちゃんを突き飛ばして家捜しを開始。

見当たらないので八つ当たり、おばあちゃんが洗って縁側に置いたばかりの壷をキック。ぶち割ります。さらにおばあちゃんの靴を捨てます。岩だらけの山道を裸足で水汲みにいくおばあちゃんのカットが入ります。

もう個人的には、この辺で耐えられませんでした。
脚本家、頭おかしいやろ。

サンウには人の心がない、そう精神障害者なんだろう

さらに最悪なことに、居眠りをしているおばあちゃんのかんざしを引き抜き、金物屋に持ち込んで換金を目論見ます。無論ゲームをやる為の電池を手に入れるため……。

ただの犯罪者です。

こんな感じが全編90分のほとんどを占めます。

これほどまでのことをされてもおばあちゃんはただただ孫のサンウに喜んでもらいたいといろいろなことをやるのですが、それを平然とサンウは跳ね飛ばします。

一緒に街に行った帰りにおばあちゃんだけバスに乗りません。あとのバスで戻るような事をとなりにいた少年が言うのですが、降りたバス停で待っていても戻ってきません。日も暮れる頃おばあちゃんは歩いて帰ってきます。靴を買ってあげたり、食べ物屋さんでサンウに食べさせてあげて帰りのバス代がなかったからです。

クソガキのサンウに最後まで制裁はなかった

このころからようやくサンウはおばあさんに心を開き始めます。ぶっちゃけ遅すぎです。ここまでのバカがいたらお目にかかりたいくらいです。(もちろん人として徹底教育します)

何だかんだで、お別れの日。サンウはポストカードをおばあちゃんに手渡します。そこには読み書きのできないおばあちゃんがサンウへ連絡を取れるように、絵付きで「会いたい」「体が痛い」とのメッセージが添えられていました

サンウを乗せたバスがおばあちゃんのいるバス停から遠ざかっていきます。バスの後ろに駆け寄り「ごめんなさい」の手話をし手を振るサンウ。

そして -幕-

「は?何この映画?」

おばあちゃんの無償の愛に甘えすぎ

とにかく、あふれんばかりのおばあちゃんの愛情が伝わってくる作品です。この手の作品だと少年の成長を描いた作品ってことでまとめる場合が多いですが、これはそんなんじゃないです。
子供は時として残酷だ、なんてまとめかたも嫌いです。

哲学的な話になっちゃいますが子供が悪いってわけじゃなく善悪の判断を正しくさせるしつけができていない親が一番の問題です。
「親の顔が見てみたい」という言葉は、非常に的確な表現です。
サンウの親が全くしつけが出来てなかったクソ親なのでしょう。

子供が悪いことしたら叱れ!

アジア権は性善説が主流ですが、どう考えても性悪説の方が正しいと思います。これは生まれながらに悪ということではありません。善悪の区別を知らず悪いことも覚えて真似てしまうから、問題ならば叱る必要があるということです。

これは心理学でも立証されていることです。残虐な映像を見せたグループと見せていないグループでは、人形にいたずらをしてくださいという支持に対してのレスポンスがぜんぜん違う結果が出ます。やはり、叱るってことは大事なことなんです。

この映画を見て、高齢者をいたわる気持ちは万人が持つとは思いますが、自分自身だけではなく身の回りの社会的環境も考えずにはいられない気持ちになった映画でした。

現実に身近にサンウがいなくてよかったです。
間違いなくしばいちゃいます、こんなことしてたら。

とりあえず、メイキングを見て何とか落ち着いたところ……。レビュー評価は高いようですが、私は二度と観たいとは思いません。

火垂るの墓の清太にイラっと来るような方は特に見るべきではないと思います。

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この記事を書いた人:makapy

ゲームと本と映画が好き。日常の生活で買ったり使ったものを紹介しています。

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