突然バタリアンが見たくなりました。これで何度目かも忘れましたが。まぁこんな日もあります。
バタリアンはホラーじゃなくてコメディ、ですよね?
さすがは古典ホラー映画の名作ですね。軍の薬品で食屍鬼が生まれるってホラーは本当に多いですが、ストーリーのテンポはこの作品が一番いいです。(個人的に三部作のゾンビはダルイと思う。)
作中ではバタリアンという名前ではなくタールマンという名前でゾンビを読んでいます。タールのように真っ黒という意味でしょうか。
軍のガス兵器を吸い込んだものがこのタールマン(ゾンビ)になっていく、とまぁそんな話ですが、いちいちゾンビものに「なぜゾンビになるのか?」などと真剣に説くのは野暮ってもんでしょう。
ラストはゾンビものには結構お決まりのミサイル投下して終わり。
まさかこれで続編ができようとは。
そっくりのストーリーのゲームがあったりする
PCエンジン最期のゲーム「デッド・オブ・ザ・ブレイン1&2」をやった時、オープニングの持っていきかたがそっくりで、ああ、ここから取ったのかと思わず納得したことを思い出しました。
雨が降ってゾンビが大量に生まれてくるシーンなんかもありますし。(ちなみにこのゲーム、不幸なことにソフマップとメッセサンオーのみの店舗限定販売だったため、あまり世に知られる事のなかった悲しいソフトです。近年変なプレミア価格が付いちゃってますが)
作中では、「バタリアン」じゃなく「死霊の夜明け」という映画を引き合いに出してましたが、おそらく「ゾンビ(DAWN OF THE DEAD)」のことでしょう。
邦画でこういうのないもんですかね?
昔、トゥナイトのインディーズ映画特集で、村人全員が死霊のエキストラで撮った映画を紹介していた気がします。非常に見たいんですが、タイトルすら分からないインディーズ映画じゃどうしようもないですかねぇ……ホント残念です。
【映画】 バタリアン
出演:クルー・ギャラガー(Burt)、ジェームズ・カレン(Frand)、
ドン・カルファ(Ernie)、トム・マシューズ(Freddy)、
ベヴァリー・ランドルフ(Tina)
監督:ダン・オバノン
製作:トム・フォックス
製作総指揮:ジョン・デイリー、デレク・ギブソン
原案:ルディ・リッチ、ジョン・ルッソ、ラッセル・スタイナー
音楽:マット・クリフォード
1985年のアメリカ映画です。原題は「The Return Of The Living Dead」です。
あまり詳しくはないのですが、バタリアンの少し前にジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ三部作の三作目である「死霊のえじき」があったと思うのですが、きっとそのシリーズにかこつけて、リターンオブ・・・なんてタイトルを付けているのだろうなと思っていましたが、実際1作目の「ナイトオブザリビングデッド」を元にしているっぽいですね。
この映画は一応ゾンビ映画なのでホラー映画になるのでしょうが、個人的にはコメディ映画です(笑)。今までのゾンビの概念を打ち破る斬新さがあったのも確かで、かなりの驚きがありました。具体的には「ブレイン!ブレイン!」と言って脳みそだけを欲しがること、ちゃんと言葉が話せて普通に意思疎通ができること、元気よく走り周ること、でしょうか。
ゾンビに走られたら逃げられないじゃん!と思うと恐い事は恐いのですが、なんだか笑っちゃうのです(笑)。なんと言いますか「ありえない」って感覚に支配されるのです。・・・これ、よく考えてみると、ロメロ監督のゾンビのイメージが頭にこびり付いているとしか言いようがありません。それだけロメロ監督のゾンビの影響が大きかったからこそ、この映画は意外性があって面白かったのかもしれません。
暑い夏を過ごすのに、笑えてしまうホラー映画も、なかなか良いかもしれません。ファンの多い作品だと思いますし、ひとつ鑑賞してみてはいかがでしょうか。
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はじめまして、こんばんは。
TBのお返しをありがとうございました。
理屈抜きにしてバタリアンは面白さを感じさせてくれますね。当時、ゾンビの常識をことごとく覆してくれたことを大変に驚いたものです。私もたまには見返したくなりますので、なんとなくお気持ち分かります(笑)。
記事にあるPCエンジンのソフト、当方は秋葉原等の店舗に気軽に行ける場所ではないので、お目にかかったこともありません。なんでそのような売り方をしたのか、ちょっと残念ではありますね。。。
では、また気が向いたら遊びにでもいらしてくださいませ。よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
TBのみですみません・・・。
記事はちゃんと読んでます(^^
夏はやっぱりスカッとした洋画ホラーがいいですね。バタリアンは見た後に、後引かないさっぱり味なんでよく見ちゃいますね。
バタリアン
試合がないので映画の話を。
「バタリアン」という映画をご存知でしょうか? 人間と、人間の脳ミソをエネルギー源にする死者との戦いを描いたゾンビ映画。もともとホラーは好きですが、これが実に面白い。ホラーというか、ほとんどコメディですな。恐さあり、笑いありで。でも脚本がしっかりしてて、本当に素晴らしい作品なのです。
私が中学生だった頃、当時金曜ロードショーでやってたのをビデオに録画。ゾンビ映画を見るのはこれが初めてでしたが、一気にファンになり、何度も繰り返し見たものです。吹替もまた秀逸で、映画の面白さをさらに引き立てていました。しかしそのビデオが数年前、デッキに絡まってテープが切れてしまった!ああ、貴重なビデオが。もう一度テレビでやってくれればいいのだが、今の時代では無理だよな・・・。そういうわけで、また見たくなって、先日DVDを借りてきて久々に見ました。DVDは英語音声のみで、吹替が入ってませんでしたが。そういえば英語で見るのは初めてで、吹替に慣れてしまっていたせいか、やはり少し違和感がありました。
詳しい内容は省きますが、映画のところどころで、昔のゾンビ映画のパロディが出てきます。大体のゾンビ映画は、”ゾンビは脳を破壊すれば倒せる”という設定なのですが、この「バタリアン」ではそうはいきません。頭を攻撃しても死なないゾンビに対し、「映画じゃうまくいったのに!」と登場人物が慌てたりするところが滑稽で面白いのです。全編に渡るロック調の音楽も最高。サントラのCD(いや、当時はレコードだった)をレンタル店で借りて、カセットにダビングして何度も聞いたものです。しかし!そのカセットもどこかに行ってしまった・・・。ああ、なんてことだ。管理がずさんすぎるぞ。
とにかく、こんな傑作は見ないと損ということで。何度見ても飽きません。ホラーが苦手な人も、きっと見やすく楽しめる作品だと思います。
なお、この「バタリアン」。かつて流行した「オバタリアン」という言葉の語源です。(知らない人結構多いみたいなので・・・)
(主人公たちの会話より)
―「あれは作りごとか?」「もっともな質問だ」
バタリアン
久しぶりに観ちゃった、バタリアン。
メッチャ久しぶり。
友人がビデオレンタル屋で借りたのを貸してくれた。
俺はこの映画が大好きだ。
もう20年近く前、幼心にかなりの恐怖を感じながら観たものだ。
バタリアンってのは、「オバタリアン」の語源となった映画だ。
もとのタイトルは、
『Return of the Living Dead』
これが何で『バタリアン』になったのか?
映画の中に「バタリアン」なんて単語は出てこない。
しかし、バタリアンって言葉は妙にしっくりきている。
実に素晴らしいネーミングセンスだ。
最近の映画って、タイトルをカタカナしただけのものって多い…