iPodに「みずいろ」を(2) ~iPodLinux導入編~

長らく放置してしまってました・・・。
すみません。。
来週からまた厳しくなりそうなので、暫定ではありますが、iPodvideo(第5世代)へのiPodLinux導入手順を書いときます。
なお、動作保障はいたしかねますので、くれぐれも自己責任でお願いします。
(記事は随時修正予定です)
[2006/04/16 23:55]一部修正しました。

第5世代iPodには便利でお手軽なiPodLinuxインストーラは存在しません・・・
↓ここにできる、はず・・・

というわけで、手動でiPodLinuxをインストールします。
なお、手動でiPodLinuxをインストールする作業の概略をし~くるさんの言葉を借りて書いときます。
1.オリジナルファームウェアをバックアップ
2.OSを抜き取る
3.OS/iPodLinuxのカーネル/ブートローダからファームウェアを作成
4.書き込む
5.パーティションをFAT32とext2にわける
6.ext2にLinuxのデータをつっこむ
作業の時の頭の隅っこに置いとくと今なにやってるのかがわかっていいかな、と思います。
それでは、作業に移ります。
iPodLinuxをインストールするために、まず、現在のiPodのバックアップを取っておくことをお勧めします。
以下の手順はこちらのサイトを参考させていただきました。
●Rockbox -PukiWiki-
404 Error - Not Found
http://somewhere.babyblue.jp/wiki/pukiwiki.php?Rockbox
 somewhere.babyblue.jp 
あと、事前情報として、iPodの再起動とディスクモードについて。
■iPodの再起動
iPodの再起動はMenuと中央のボタンを長押し。
■iPodのディスクモード
ディスクモードは、iPod起動中に出るりんごの時に中央ボタンと再生ボタンを長押し。成功すればDisc modeと表示されます。
今後の作業はすべてディスクモードにしてPCに挿して行ってください。
ディスクモードについては公式サイトにありましたのでこちらもご参考ください。
iPod をディスクモードにする
こちらのサイトに飛んでください。
「ipodpatcher.exe」をダウンロードします。
rockboxというのはフリーのプレーヤーみたいなものです。
Rioのように直接フォルダにファイルを放り込むだけで再生対象となるのでiTunesに依存する事がない素敵なアプリです。
今回ぜひ一緒に導入しちゃいましょう。
RockBoxの導入については後述します。
今は、iPodOSのバックアップに利用します。
それではバックアップ手順です。
■iPodのデータバックアップ
Cドライブ直下にrockboxというフォルダを作成します。
コマンドプロンプトを立ち上げて、(ファイル名を指定して実行からcmdと入力)
cd \
cd \rockbox
と入力してエンター。
次に
ipodpatcher 数字
を入力してエンター。
数字のところに1,2,3と順番に打ち込んで、iPodが発見出来たときの数字を記憶。
私は2でした。
次に
ipodpatcher -r 数字 bootpartition.bin
でエンター。
出来上がったbootpartition.binはどこかに大切に保存してください。
インストールに失敗してiPodが起動できなくなったときに、このファイルで救われます。
以上でバックアップは終了です。
では、iPodLinuxの導入に戻ります。
■iPodLinuxの導入
iPodLunux導入のために、Linuxが動作するマシンが欲しいところです。
が、そもそもLinux使ってる人がこんなサイトを見るとは思えないので1CD Linuxを利用してLinuxを導入したとして進めます。
1CD LinuxはCDを入れて起動すれば動くLinuxです。
実際にハードディスクにインストールするわけではないので、変なことをしなければ現在のPCの環境やファイルを壊すことはありません。
今回のiCD LinuxにはSLAXを利用します。別にLinuxが動けばなんでもかまいません。
以下のサイトからCDイメージをダウンロードします。
ftp://ftp.linux.cz/pub/linux/slax/SLAX-5.0.x/slax-5.1.0.iso
これをCDに焼きます。
私は手元にCD-Rが無かったのでDVD-Rに焼きましたが全然問題ありませんでした。
メインPCとは別のPCを持っている人は、Linux作業をもう一台のPCで行うと何かと便利かと思います。
Windows←→Linuxの作業をいちいち再起動しなくてすむので。
焼いたらCDをセットしてPCを起動。
Linuxが起動すればユーザにrootと入れてエンター、パスワードにtoorと入力してエンター。
ここでディスクモードにしたiPodをUSB接続。
ここからは、こちらのサイトを参考にして進めていきます。
Installation from Linux
ls /dev/sd*
と入力してエンター。
/dev/sda /dev/sda1 /dev/sda2
と表示されていることを確認。
fdisk /dev/sda
と入力。
Commandを聞かれたら
p
を入力。
ディスクの容量が自分のiPodと同じかを確認。
違ったら別のディスク見てます・・・。
またパーティションがEmptyとW95 FAT32になってることを確認ください。
エンター書くのがめんどくなったので今後は(Ent)と書きます。
d(Ent)
Partition number (1-4) :のところで
2(Ent)
p(Ent)
ここでパーテーションがsda1だけになってることを確認。
Linuxにいくら割り当てるか決めます。
ここでは128M割り当てたとします。
pを入力して確認したときに
255 headsm 63 sectors.track, *** cylinders
とあった***の部分(シリンダ数)を覚えておきます。
ちなみに私のHDDのシリンダ数は7296でしたのでこれを例に進めます。
iPodのHDDのシリンダは1シリンダ8Mらしいです。
というわけで
128M / 8M = 16シリンダ
Linuxには16シリンダ割り当てます。
7296 – 16 = 7280
これがFAT32領域になります。
Windows上で曲を出し入れしたり、だめげーデータを扱う領域になります。
また、パーテーション情報のStartが「1」になってると思いますが、Endを確認します。
私の場合は14になってました。
この場合、14の次からをFAT32領域にするので開始シリンダは 15、終了シリンダは 7280となります。
結果、Linuxの開始シリンダは 7281から最後(7296)までとなります。
以上を踏まえて、進めます。
n(Ent)
パーテーションのタイプを聞かれるので
p(Ent)
番号を聞かれるので
2(Ent)
FAT32の開始シリンダを聞かれるので
15(Ent)
終了シリンダを入力。
7280(Ent)
p(Ent)
で確認。
Linuxのパーテーション設定に進みます。
n(Ent)
パーテーションのタイプを聞かれるので
p(Ent)
番号を聞かれるので
3(Ent)
開始シリンダを聞かれるので
7281(Ent)
終了シリンダを入力。
7296(Ent)
p(Ent)
で確認。
次に、
a(Ent)
パーテーション番号が聞かれるので
2(Ent)
タイプ変更。
t(Ent)
パーテーション番号が聞かれるので
2(Ent)
Hex Codeが聞かれたら
b(Ent)
最後に
p(Ent)
で、Empty, W95 FAT32, Linuxとなってるか確認。
シリンダ数が被ってないことを確認。
w(Ent)
これでiPodにパーテーションが設定されます。
フォーマット作業に移ります。
mkdosfs -F 32 /dev/sda2(Ent)
mke2fs /dev/sda3(Ent)
tune2fs -c 0 /dev/sda3(Ent)
これで完了。
eject /dev/sda(Ent)
でiPodを抜きます。
poweroff(Ent)
これでLinuxを終了します。
抜いたらiPodを再起動させてみてください。
ちゃんとiPodが起動できるか確認ください。
ここからはWindowsの作業になります。
まずは再起動→ディスクモード。
その後、以下のファイルをダウンロードして、iPodのドライブ直下におきます。
※このファイルだけは解凍してkernel.binとリネームして置いてください。
ここで、再び作業をLinuxに移します。
WindowsPCからiPodを抜いて、Linuxが起動しているPCにディスクモードで接続。
Linux起動済みでiPodがつながってるPCに
mkdir /mnt/win(Ent)
mkdir /mnt/linux(Ent)
としてディレクトリを作成。
mount /dev/sda2 /mnt/win(Ent)
mount /dev/sda3 /mnt/linux(Ent)
としてマウント。
mount(Ent)
でマウントが正常に行われているか確認。
cd /mnt/linux(Ent)
tar zxpf /mnt/win/ipod_fs_240206.tar.gz(Ent)
もし無いって怒られたら
ls /mnt/win
でそれっぽいファイルを見つけてください。
tar zxpf /mnt/win/ipod_fs_240206(Tab)(Ent)
※書くのめんどいのでファイル名補完を(Tab)とします。
次に
cd /mnt/linux/usr/share(Ent)
tar zxvf /mnt/win/appearance-1061(Tab)(Ent)
ls(Ent)
と打って、fontsとschemesというフォルダがあることを確認ください。
cd ..(Ent)
でバック。
cd /mnt/linux/usr/lib(Ent)
で移動。
tar zxvf /mnt/win/pzmodules-1073(Tab)(Ent)
cd ..(Ent)
cd /mnt/win(Ent)
gunzip podzilla2-1039.gz(Ent)
※ここでnot in gzip formatとなってる場合はすでに解凍済みなので気にしないでください
mv podzilla2(Tab) podzilla(Ent)
cp podzilla /mnt/linux/bin/(Ent)
cd(Ent)
mkdir /mnt/linux/hp(Ent)
ln -s /mnt /hp(Ent)
(※不要です)
ここで作業は終了。
でルートに戻ります。
cd(Ent)
アンマウントします。
umount /mnt/win(Ent)
umount /mnt/linux(Ent)
eject /dev/sda(Ent)
USBをはずします。
Windowsに戻ります。
iPodloader2をダウンロード。
バイナリですので、最新版が欲しい方はこの辺を参考にごにょごにょしてください。(機会があれば記述します)
ダウンロードしたiPodload2を解凍してloader.binを取り出します。
また、ipod_fwもダウンロードして置いてください。
ディスクモードでiPodを接続し、
ipod_fw -o apple_os.bin -e 0 bootpartition.bin(Ent)
ipod_fw -o apple_sw_5g_rcsc.bin -e 1 bootpartition.bin(Ent)
ipod_fw -g video -o rockboot.bin -i apple_os.bin loader.bin(Ent)
最後に、ipodpatcherで探しておいた数字を当てはめて、以下のコマンドを実行。
ipodpatcher -w 数字 rockboot.bin(Ent)
ここまでで、作業完了です。
iPodをPCから取り外して、再起動。
無事にローダーが起動すれば、iPodLinuxを選択。
起動できればおめでとうございます。
起動できなければ・・・。
とりあえず、バックアップからの復旧作業の説明だけ書いておきます。
■iPodのバックアップデータからの復旧方法
ipodpatcherとバックアップに取っておいたbootpartition.binを利用します。
ディスクモードでWindowsPCに接続。
ipodpatcher -w 数字 bootpartition.bin(Ent)
この後、接続を解除して再起動してみてください。
■iPodの復元
それでもだめなら、iPodの復元を行うしかありません。
公式サイトの
iPod を工場出荷時の設定に戻す
をご参考くださいませ。

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