ニンテンドーDSの「押忍!闘え!応援団」をプレイ。
ビートマニアに代表される、いわゆるリズムアクションゲームなんだけど、DSのタッチパネルをうまく生かした秀逸なゲームシステムながらも、バカゲーテイストをぷんぷんかもし出す実にアクの強い作品だった。
一応、応援団3モードをクリアし、先ほどようやくおまけのチアガールズモードに。
マップに点在する人をタップすることで応援する人をセレクト。
音楽にあわせてタップするポイントが表示されるのでそれをポンポンとタップしていく。
音楽はすべて一般のヒットソング。
どちらかというと古い曲が多いかな。
おそらくターゲットの対象年齢がそれほど低くないのだろう。
(もしこれで小学低学年とか狙ってたら問題ありすぎ(^^;)
各話のプロローグから音楽に移る瞬間が非常に笑えるのが多い。
閑古鳥のなくラーメン屋に猫が入ってきて、その場で小便を引っ掛ける。
でその後「どぶね~ずみ~みたいに~」って流れるんだから笑わずにはいられない。
UFOが青空に現れた後に「いーね快晴じゃん」ってくるんだから反則(^^;
ただ、作りこみがやっつけ的なところがみらるのが残念なところ。
最初にプレイ方法を表示してくれるのは親切な設計だと思ったんだけど。
それ終わったらいきなり本編開始。
このゲームには練習モードが存在しないようで・・・。
これはかなり厳しい。
手探りで進めるしかないので、団長モードでは再応援(リトライ)の嵐。
ちょっとすすんでは「ああ、この順番か」と確認しながら何度も試すしかない。
普通に主旋律のリズムだけならいいけど、いきなり裏打ちに切り替えられたり、微妙にタイミングをずらしたリズムになってたりするとあっという間にゲームオーバー。
体力ゲージは満タンだろうが場合によっては2、3連続でミスすると瀕死状態になる。
さらにうっとうしいことに、曲間に出てくるムービーをスキップできない。
最終ステージはゲーム開始から約1分ムービーが流れる。
再応援するたびにこれを延々見せつけられるのだからたまらない。
例えば、Lボタンを押している間は曲を早送りできるようには作れなかったのだろうか?
(バンブラの練習モードで音楽の早送りができるので可能なはず・・・)
ゲームとしてはものすごく良くできていると思う。
バンブラと違って完璧にリズムアクションなので、単純に楽しいし。
でも、任天堂にあるまじきこの超不親切設計のために、どうしても手放しではお勧めできない。
プレイ動画とか見てみるとものすごく楽しそうなんだけど、上に上げたような苦痛も結構伴うわけで、短気な方はDS壊しちゃうかも。
ホント面白いんだけどね・・・。残念。