映画

【映画】着信アリ2

虐待されていた子供が怨霊となって携帯電話を通して次々と人を殺していくといったストーリーの続編。
前作は都内某映画館で見ました(確か2/1だった気が)。
映画サービスデー+休日にもかかわらず観客席は私を含めて5人。
ど真ん中に陣取ってぼーと見てた記憶がありました。
観客数に見合った内容でなんじゃこりゃって思いつつ帰ったような。
先日テレビで放送されてましたが、大好評のって・・・嘘つけ!
なのに性懲りもなく着信アリ2を見てみることに・・・

前作を踏まえた出だしから進める常套手段で、早速例の着メロがなってます。
で死んじゃう。
今回の霊はどうもグレードアップしたらしく、着信を受けた相手ではなく実際に電話を取った相手に被害を与えるみたい。
おっさんがカラッと揚がっちゃいます。
刑事さんがまじめな顔で
「口の中に飴玉はあったか」
なんてなかなか笑わせます。
出だしとしては悪くないです。
結構面白い。

と思ったら、なんだが妖しげな方向に進んでいきます。
台湾でも同じように着信を受けた人が次々と謎の変死を遂げているとのこと。
口から飴玉ではなく胃の中から石炭が、って。
その石炭が台湾製らしい。
おいおい(^^;
というわけでいざ台湾へ。

炭鉱で殺された子供が人を呪い殺せるようになったことを知った主人公はいざ炭鉱へ。
死ぬことを予言した子供の口を縫ったら予言されずにすむというナンセンスな考えで虐待された子供に襲われることになります。
炭鉱から外に逃げ出すと、要所要所で出てきた電波塔に出ます。
おおっ、ここか、とちょっと驚き。

結局最後は、呪われたヒロインに代わって着信中の携帯電話を取って吉沢悠演じる主人公がスイッチして殺されちゃう。
全編と通してどこかで見たことのあるシーンがふんだんに盛り込まれているような・・・。
それに見ててもあんまり怖くない。
なによりカタコトの日本語が雰囲気ぶち壊し。
なんで日本の映画やドラマって純粋なホラーが作れないんだろう。
すぐに安っぽい恋愛物に持っていきたがる。
その割には、それほど感情が表現されていない気も。
(吉沢さんははまり役で最高でしたが。)

ホラーとして見なければそこまで悪くは無いけれど、ホラー映画と銘打つならば完全に落第点。
そんな映画でした。


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makapy
ゲームと本と映画が好き。日常の生活で買ったり使ったものを紹介しています。

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