ニンテンドー3DSゲーム「カルドセプト」をプレイ開始しました。このゲーム、昔っからあるので名前やゲーム内容は知ってたんですが、プレイ自体は初めてです。で、やってみたら(ゲーム性は)とても面白い。
カルドセプトはボードゲームとカードゲームがミックスされたようなゲームデザイン
対戦型のカードゲーム的な楽しみとモノポリー的な楽しみの両方を同時に味わえますね。
ゲーム内容はだいたいこんな感じ。
・ステージには目標魔力(総資産)が設定されていて目標が満たされた状態で城に着けば勝ち(周回ポイントは勝利条件チェック前に加算)。
・ブック(デッキ)は50枚。ステージに入る前に編集しておく。
・自分の手札は最大6枚、カードは領土(マス)に配置できるクリーチャー・アイテム・スペルの3種が存在。
・領土の属性に合わせてクリーチャーを配置すれば付加価値。
・同じ属性の領土をつなげて持つと連鎖になり付加価値。
・領土はレベルをあげられる(増資みたいなもの)。
・護符という株みたいなのがある。
・領土にクリーチャーが設置されていると通行料を支払うか戦闘する。
・戦闘の勝利条件はクリーチャー同士のSTとHPで決まる。
ネット対戦もでき、ボイスチャット機能もあるのには驚きました。音質はそこまで良くはないですが、機能があることに価値がありますね。余談ながらボイスチャット中はボタン連打は避けましょう。相手にプツプツというかコツコツという音がなります。。
AIについてですが、COMの協力戦やってて魔力がマイナス10ポイントくらいついたキャラがプレイヤーのレベル5領地を売り払い、その後、自分で買い直してレベル5にしたときは、かなりいらっときました。協力戦は協力者の魔力の総計で勝利が決まるので大して関係ないとも思いましたが、敵プレイヤーが止まった際の魔力は自分に来なくなるので、一気にプレイしづらくなります。自分ところの弱い土地1個売ればいいだけなのに連鎖も無視して率先して高レベル領地から売りさばく馬鹿なAIなのでありました。
それと、この手のすごろく系ゲームで外せない話題といえば「サイコロの出目操作(コンピュータのイカサマ)」ですね。現在15時間くらいプレイしてますが、いたストほどキツくはないですが出目操作は確実にあると思います。敵の高レベル領地に高確率で止まらされます。酷い戦いだと敵がレベル5の領地を持っているところに3回止められたことがあります。3000点以上も支払わされて、最下位の敵が1位であがるのはさすがに引きました。こんなのが1回や2回じゃないです。
また、このゲームは砦や城などのポイントではすべての領地に対して領地コマンド(領地レベルを上げるなど)が利用できるのですが、敵は面白いようにプレイヤー領地を避けてこのポイントに止まっていきます。1周してくる間のすべての場所に止まっていった時には3DSをぶん投げたくなりました。連鎖で繋いで行き場がなくなった時に、スペルを使ってクリーチャーを弱体化させた領土に場所に止まるなんてのはザラです。確率としてこんなのは絶対にあり得ません。
イカサマレベルでは、
「いたスト>>カルド>>>>桃鉄」
という印象です。
桃鉄は1位補正が強烈にある感じがしますが、ゲームとしてうまく消化されていると思います。桃鉄は逃げ場がないってことはまずないですが、いたストやカルドセプトは終盤必ず止まる目には何らかのイベントが起こるわけで出目操作をするとその影響が大きいということくらい理解できそうなものですが・・・。
カルドセプトは、プレイヤーが1位だろうが最下位だろうが容赦なく出目操作を受けている感が拭えません。ゲーム性が完成されたものだけに、この気が狂った出目操作だけが残念でなりません。
結局、対人戦メインでコンピュータ戦はカード集めと割りきって楽しむのが一番って感じのゲームですね。コンピュータとばっかりやってるとストレスが溜まり過ぎます。
※クリアしました→カルドセプト 本編クリア
そういうAIなので、いかさまで難易度を調整してるんでしょうね
ネットで調べてみると、
ここまであからさまなのに、認めない人が多くて驚きました
会社側は否定していますが、おそろしくお粗末な検証を出してる段階で認めてるようなものでしょう
しかしイカサマするにしても、もう少しどうにかできたもんでしょうに
ゲームとしてはとても面白いだけに残念なんですよね。
イカサマしてるならしてる、って言っちゃってクリア後にON/OFF出来る機能とかつければいいのにって思うんですが。