【映画】クライマーズ・ハイ レビュー

連投で映画を観にいきました。
今回観たのは「クライマーズ・ハイ」。
あの日航機123便の墜落事故を新聞記者の視点から描いた作品です。

1985年8月12日、群馬県御巣鷹山にJAL123便の墜落事故が起こる。地元の北関東新聞社の悠木和雅は日航全権デスクとして、部下の佐山に現場を観にいかせる。その頃、佐山に同行させたいと思っていた親友の安西はクモ膜下出血で病院に搬送。
上司との確執、販売部との確執など、紙面作りは難航する。

まず、一言。
・・・面白い?これ。
純粋に映画としてみて、この作品かなりつまらないと思うんですが。
大きな動きも無ければ見所らしい見所もあまりなく。
しいて言うなら、よくテレビで流していた自衛官の話を読むシーンくらい。
でもこれ・・・そんなに感動するように山を持ってきてないような。
それでもなぜか劇場ではすすり泣く声が。
うーん・・・。
個人的には、上司にぶちきれてゴミ箱を蹴り飛ばしたり、自衛隊の記事を一面に載せたいために社長に土下座してお願いするシーンの方が心にきました。
数秒で切り替わる激しいカット割りのためにあんまり眠たくはならなかったです。
ただ、ぼーと観ている感じでストーリーは頭に入ってこないです。
会話もぼそぼそ言ってて、聞き取れない。
演出なのか、編集ミスか、音響問題か、私の耳がおかしいのか。
ホントに字幕が欲しい。
テレビで「リアルな現場を再現」とか言いながら、墜落する機体内部のシーンも無ければ、墜落後の映像もほぼ皆無。
極楽袋を運んでるシーンだけ。
映画の中で現場の状況をリアルに書いた記事に悠木が罵声を浴びるシーンがありますが、もしそのために映像化しなかったのならお門違いもいいところ。
予算削っただけでは?と勘ぐってしまいます。
説得力を持たせるなら、現場映像を見せておいてそれを叱咤されるシーンにしたほうがより報道倫理を考えさせられる作品になったはず。
そもそも自衛官の手紙を読ませるシーンを何度も見せて「墜落事故」をメインにしたような広告の打ちかたは「詐欺」とまでは言いませんが、テーマからは明らかにずれてますね。
この作品、あくまでも「報道現場」を舞台にした作品で、墜落事故は臨場感あふれる報道現場をみせるための小道具のような存在でしょう。
(もちろんこの表現は事件を軽視しているわけではありませんよ。)
「裏が取れていないから手にしていたスクープを出さないでいたら他紙にすっぱ抜かれた」
これだけなら何も日航機の墜落なんか持ってきて欲しくはないです。
だまされた、と思ってる人は少なくないと思うんですけどねぇ。
ネットを軽く巡回しましたが、どうもほとんどの方が本を読んだことがあったり、ドラマを見たことがあったりされているようで。
そのような方には概ね好評の模様。
事前知識無しで観にいった方の意見がちょっと知りたいなぁ。
私は完全にセレクションを失敗した、と思ってます。
まぁ、この映画の一番の見所は山崎努さんでしょう。
本読んでから観たら、面白く感じれるのかな・・・。
まずは読んでみろ、と面白いと感じてる人からは言われるのかなぁ。

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※配信調査 2018-12-02


純粋に、日航機事故の現状を知りたい方はこの本を読んだ方が。
私も何回か読みました。
ばらばらの遺体を組み合わせたり、逆に遺体同士がくっついていたりとそれを検査するような話が書かれていて惨状が伝わってきます。
この事故が発生した当時、私は子供だったので事故があった記憶しかないのですが、生存者がいることを知ったのもこの本から。
どの席にいた人が生存率が高かったのか、遺体がどこで発見されたかなども書かれていたかと。
今探したけど見つからない。本の山に埋もれてしまったか・・・。

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この記事を書いた人:makapy

ゲームと本と映画が好き。日常の生活で買ったり使ったものを紹介しています。

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