Philipsの25型ディスプレイ「258B6QUEB/11」を購入しました。このディスプレイお気に入りで実は2台目。1台目は作業用に実家に置いています。
今回購入したのた前回の記事でもちょろっと触れましたが、MITSUBISHIのディスプレイ「RDT233WX-3D」のHDMI部分が認識しなくなったため。2ポートあるのですが最初に1ポートが認識しなくなり、1ヶ月後にはもう一つが認識しなくなりました。HDMI部分だけが認識しないので、おそらくHDMI部のハンダクラックなんでしょう。三菱なのに案外雑なんですかね。ディスプレイの端子不良で買い替えって、意外に初めてです。
実際に開封して使ってみた
さてこちらの本体は25インチなのでそこそこ大きめ、でっかいダンボールからなんとか出して接続完了。
▼なんとなくPS4を再生。
このディスプレイへの入力端子は多彩で以下の通り。
HDMI
DVI
D-SUB
DisplayPort
USB Type-C
USB × 3
▼実際のポートがこちら
このディスプレイを選んだのは、まさにこの入力ポートの多さです。特にType-Cでの接続ができるのが最大の魅力でした。
Type-CでVaioと直結。電源も映像もケーブル1本でOKになった
USB Type-Cの特徴の一つが「USB PD(Power Delivery)」というもの。対応機器であれば、USBで最大100W(20V)の急速充電が可能になります。もう一つが「Alternate mode」とかDisplayPort(DP)とか呼ばれるもの(DisplayPortはAlternate modeの信号の一つだったりしてとてもややこしい)で、こちらは対応機器の外部出力を可能にするものです。スマホやノートパソコンの映像をモニターに映せる機能になります。
このどちらも対応されている機器なら、USB Type-Cで接続すれば、ケーブル1本で充電しながら映像出力も可能になるという、とても便利な機能です。
ただし、とても重要なことですが、Type-Cでもこの機能に対応していないことがザラにあり、一見しても対応しているのか区別がつかないことがType-Cの最大の問題です。現状、メーカーに直接聞くのが一番です。
私の移動用に使っているVaio S11はこの2つの条件を満たしています。このVaio S11は2年以上前に購入したのですが、その時代からなんと格安SIMでの運用ができ、かつType-C接続が可能、にもかかわらずHDMI出力を排除、というなかなか尖ったハードです。(現在ではさすがに要望が大きすぎたのかHDMI出力ポートが付いています)
なのでHDMI接続するにはAnkerの変換アダプターを使ってました。さすがに家でもこれやるのがもう嫌だったので、いつかディスプレイを変えようと思ってて、今回壊れたのをこれ幸いと購入したのです。
余談ですがこのモニタType-CでのDP対応ということで最新のMacBookを使ってる人も重宝しているそうです。どちらかと言うとWindowsのノートブックはまだまだType-Cに対応してないですしね…
HDMI入力端子は1個だけ。これはHDMIセレクターで解決
Type-C接続OKなのはよいことなのですが問題点もありまして。それが「リモコンが無い」ことと「HDMI端子が1個しかない」という点。
この2つを同時に解決させる方法として前回レビューしたグリーンハウス製の「GH-HSWB5-BK」というHDMIセレクターを購入しました。
このセレクターは「リモコンあり」「信号による自動切り替えなし」「入力が5ポートもある」という点で、今回のディスプレイとの相性は最高でした。
1ポートを使わないポートにするか、ゲーム機などのポートにしておけば、普段オフにする場合はそのポートを選んでおけば自動でディスプレイ側でスリープが入ります。また、自動切り替えもないのでレコーダー等が予約録画で起動しても、勝手にそのポートに移ってディスプレイの電源が入る、なんてこともありません。ディスプレイの問題点を一挙に解決できる素敵なセレクターなのでした。
そんなわけで使い始めて2週間足らずですが、現状かなり満足に運用しています。
あとは壊れたモニタどうしようか、という問題がちょっと残ってますが。もう少し早く壊れてくれてれば、この間の家電全処分したところに引き取ってもらえたんですけどねぇ。