内蔵ストレージも32GBに交換し、楽天Kobo Touchがそれなりに使えるようになったのでほぼ同額の中華パッドnovo7 tornadoと使用感を比較してみました。
現時点で、私の楽天Kobo Touchとnovo7 tornadoは以下のようになっています。
楽天Kobo Touch
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novo7 tornado
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初期設定比較
Kobo:初期設定時にPCに管理アプリをインストールする必要あり。
Tornado:Google化されていない端末の場合、Google化作業が必要。GooglePlayが初めから入っているなら電子書籍ビューアをGooglePlayからダウンロードしてインストールする。
電子書籍リーダーの機能
Kobo:非常にシンプル。白黒のみ。バックライトもないので暗い。できることは非常に少ない。余白調整できず。スライド操作のみでタップでのページ送りも出来ない。最初のデータを読む際に読み込みに引っかかることがある。
Tornado:アプリに左右される。フリーのPerfectViewerを入れておけば十分。アドオンでPDFも閲覧可能。余白調整もタップ移動も可能。読み込みもスムーズ。当然カラー。明るく見やすい。
電池の持ち
Kobo:1回の充電で1ヶ月持つと公称。確かに減る感じはしない。優秀。
Tornado:連続稼働で4時間くらいが実感。類似機種よりは持ちがいいほうだが電子書籍リーダーには遠く及ばない。
本体の軽さ
Kobo:軽い。コミック2冊足らずくらいの重さ。
Tornado:Koboの約2倍の重さ。
スクリーンショット
百聞は一見に如かず。
コミックはどっちも表示しやすいので、あからさまに違いの分かる自炊した活字ファイルを使用。
Kobo touch(スクリーンショット機能がないので直接撮影)
※明るくしたほうが分かりやすいかと思ったが、ちょっといじっただけで違う画像になってしまったので無修正のまま載せた。
novo7 tornado(Kobo touchと比較するため直接撮影)
※こちらも同様に無修正のまま載せました。
Koboだと自炊したファイルをそのまま入れると文字の掠れが目立つ。
また、余白調整が出来ないため文字が非常に小さく読みづらくなってしまった。
koboの文字掠れ(拡大)
せめて文字のボールド化とか、影付きとかができればまだ見れるのだが・・・。
※スクショに利用した書籍はこちら。エロ漫画編集者のエッセイで面白い。
総評
・Kobo Touchを利用したほうがいい場合
電子書籍を楽天の電子書籍ストアでのみ買い求める人向け。
自炊したものを表示させるなら、加工はほぼ必須作業になるので向いていない。
加工が苦にならない、カラーは必要ない、電池の持ちが一番!という利用には向いている。
文字のBold化が出来れば利用価値は一気に高まると思う。
・novo7 tornadoを利用したほうがいい場合
電子書籍リーダーとしては自炊が前提。単純にスキャンしただけのものでも十分読める。
やっぱりtornadoが優秀すぎるので比較しづらいですね^^;
欠点は電池の持ちくらいなので。
自炊しないならKobo touchという選択肢は全然アリだと思います。
読みたいものがストアにあり、かつ納得行く値段ならば、という前提がありますが。
Google化されているトルネードが普通に手に入る現状があるので、自炊派はトルネードの方をおすすめします。
カラーも見れて、なにより別に電子書籍リーダー用途以外にもネットも見れて動画も見れてアンドロイドアプリが大量に使えるのに、無理して同額で白黒の電子書籍リーダーを買う意味がないですから。。
面倒な事が嫌いで楽天ストアでのみ電子書籍を買うならKobo Touch。
【送料無料】kobo Touch (シルバー) |
自炊派に推奨。それ以外も動画やネットも楽しみたいならnovo7 tornado
※tornadeは終了。今はnovo7 fire