私はホラー映画は好きですけどスプラッター映画はホントは苦手。なのに、何故か見てしまう「クライモリ」シリーズ。タイトルと順番がわかりづらいこのシリーズですが、「クライモリ」→「クライモリ デッドエンド」→「クライモリ デッドリターン」って流れです。本作はシリーズの2作目ということですね。
まさかの2作目、3作目があろうとは……
1は劇場で見たんですが、まさか2,3が出てるなんて知らず。(※ちなみにこの記事は2をみた2年前に書いてた鑑賞メモをリライトして書いてます)このクライモリシリーズ(原題:wrong turn)は、どっからみてもコッテコテのスプラッター映画なので、少しでもその手のが苦手な人は絶対に見ない方がいいです。
ストーリーはいたってシンプル。
サバイバルゲームを勝ち抜いたら5万円というテレビ番組の企画に参加した6人。ゲームが始まるも、森の中の住民が彼らを襲い始め1人1人と殺されていくというお話。スプラッターで複雑なシナリオは見たことないですね。個人的にはストーリーはあった方が好きですが、たぶんそういうのは好まれないんでしょう。
冒頭からナタで真っ二つになったり、カニバリズムな森の住民が焼いてた人肉を間違って出演者が食べたり、裁断機でグチュグチュに粉砕されたりと、見どころシーン満載w
もちろん、スプラッターには必ずつきものの「お色気シーン」もあります。ただし、奇形した森の住人のね。
殺人鬼の日常が描かれた作品
本作と前作の大きな違いは、森の住人の生活シーンが入っていること。前作は三兄弟だけでしたが、今回は家族一緒にご飯を食べたり、弓の使い方を教えたり、まさかの出産シーンまで。しっかり生活してたんですね。
こんな奇形の森の住人が何故いるのか?
という疑問への答えも本作で出てきました。
近くにできた工場から流れた薬品が環境汚染を招いて動物は消え、住民も移住。唯一残った家族が今の奇形した住人で、兄弟間で近親相姦して個体数を増やしているという。しかも、前作に出てきた一見まともで世捨て人な感じの山小屋の男の息子たちが、この住民だったというネタバレも。
……えらい短期間で奇形になったもんだ。
このおっちゃんはダイナマイトで粉砕されました。
かなりの個体数が減ったものの、ラストで生き残りの赤ちゃんが切った指をすするシーンでエンド。次回作へのフラグもしっかりですね。若干、斬り殺してるのに血の量少ないなぁとは思わなくもないですが、前作よりスプラッターシーンは多いので、好きな人はたまらないことでしょう。
そして、3作目へ