オンカミヤムカイの最深部、ウィツァルネミテアの眠る地にて大いなる父オンヴィタイカヤンの成れの果てとの戦闘の後、ハクオロが向かった先は、実験室のような場所でした。
この場所、今までもハクオロがフラッシュバックで見てきた部屋。
そこには立体映像に映る教授の姿。
うたわれるものの過去が語られるシーンです。
うたわれるものの世界が明らかに(超ネタバレ含む)
これ以降は思いっきりあらすじネタバレです。プレイして自分で見たかったり、アニメをまだ途中までしか見てないなら読まないほうがいいかも。ただ、アニメ視聴のみの場合、最後アニメを見たところでストーリーを端折り過ぎててよくわからないと思います。
ハクオロはその昔、アイスマンと呼ばれる生命体で凍りづけの中から発見された実験体でした。その当時の地上は、現在の人類では生活ができなくなっており、アイスマンを調べることで再び地上で生活できるようになることが研究の目的でした。
その実験のさなか、アイスマンの技術で生み出された実験体=マルタの中に、3510号(アイスマンがミコトと命名)と、実験後処分され思念だけの存在になってしまっていた63号(アイスマンがムツミと命名)がいました。ミコトはアイスマンの研究をするミズシマ教授がアイスマンの身の回りの世話にと置いた存在でしたが、アイスマンに懐いていました。
しかしある時、研究を中止し再びアイスマンを凍結することが決まります。ミズシマ教授はアイスマンにミコトを連れて逃げるように手配します。その時、カギとしてミコトにリングを授けます。これがエルルゥがつけていた飾りです。
アイスマンとミコトは地上に逃亡し、子供を作り幸せに暮らしていました。ですがそんな暮らしも長く続きませんでした。研究者たちはアベル・カムル(アヴ・カムゥ)を使い、地上まで追いかけて連れ戻してしまいます。
意識が戻ったアイスマンはミコトが解体されサンプルになったということを知らされます。それを聞いたアイスマンは正体を表すことになります。ハクオロが変身したのと同じ姿、それこそハクオロが蘇った時代に神とも悪魔とも称えられたウィツァルネミテアでした。
ウィツァルネミテアは研究者たちが永遠の命が欲しいと願っているなら、と死ぬことができない不死の体(ゼリー状になっていたやつら)に変えていきます。不死の体になったものは見境なく生者を襲って食うようになります。そうやって人間を殺していくうち、それをやめたいと望む心と、望みを叶えたいという破壊衝動にかられた心とに別れていきます。
ウィツァルネミテアの葛藤する姿を見るに見かねたムツミが封印しますが、完全ではなく、時に封印が解けて地上に現れてしまうときがありました。しかし2つの心が同時に地上に現れることは今までありませんでした。
先の大地震でアルルゥが木から落ちて重体になります。それを助けることを望んでいたエルルゥの願いを叶えるという形でハクオロはこの地に目覚めます。エルルゥはこれによりウィツァルネミテアの契約をウィツァルネミテア自身と行うことになります。
一方この深淵の地に封印されていたもう一つの心は、無駄に好奇心の強い哲学士のディーが目覚めさせてしまいます。ここにウィツァルネミテアの2つの心が同時に世界に戻ってきてしまったわけです。2つの心はお互いが争ってもどちらかが死ぬこともありません。周りを巻き込み永遠に戦い続けるだけの存在です。
記憶を完全に戻したハクオロは原初の場所に向かう
ハクオロは実験室や今までのフラッシュバックから記憶が戻ります。
そして、エルルゥとミコトが重なって見えます。
先を進むハクオロたちの前にディーの眷属になったヒエンとハウエンクアが現れます。
戦闘 力を求めし者~オンカミヤムカイ~
出撃ユニット:全ユニット
初期ではヒエンが無敵なのでハウエンクアを倒します。
ハウエンクアを倒すとイベントが発生、ヒエンも攻撃できるようになります。
どちらも集中攻撃すればそれほど強い敵ではありません。
ハウエンクアは結局発狂して奈落の底へ。祖父のゲンジマルを超えたいという望みを持ったヒエンもここで倒れます。
エルルゥは嫌な予感がしたのか引き返そうといいます。カミュは自分が連れて帰るからハクオロさんはここから先に行くな、と。しかしハクオロはここでみなの体を動けなくします。そしてエルルゥに契約の解除を宣言します。
「私の名は・・・」というオープニングに出てきたシーンです。
ムツミがあらわれハクオロはムツミの元へ向かいます。
戦闘 大封印~オンカミヤムカイ~
出撃ユニット:全ユニット
最初はムツミと変身したハクオロだけでの戦いです。
ムツミは回避性能が高いので、背後に回るように立ち回ります。
ムツミを倒すと、今度はディーが現れます。
そして先に書いた真実が語られます。
ディーとハクオロの終わりない戦いが始まる前に、ムツミは金縛りにされていた仲間の金縛りを解き助けるように願います。
ディー戦では散らばってディーに向かうようにします。
範囲攻撃の攻撃範囲が広いので、ダメージを食らったユニットをせっせと回復させながら戦いましょう。
地形もだだっ広いので、散らばった後、範囲を狭めながら攻撃を加えていきます。
ディーを倒すと、ハクオロはディーを連れて封印の魔法陣に向かいます。
ハクオロに早く封印するように言われるウルトリィ。
たじろいているところにムツミが現れてカミュを返して一緒に罪を背負うといいます。
大封印が行われるなか、魔法陣を抜け出さないようにと全員でウィツァルネミテアに挑みます。
これが本当の最終戦です。
ハクオロを封印
戦闘 うたわれるもの~オンカミヤムカイ~
出撃ユニット:全ユニット
胴体部分に攻撃を加えるには、両腕を潰さないとダメです。なのでまずは両腕を潰すところから。戦力を分散させずに、各個撃破が基本。
また、アルルゥとエルルゥは協撃での回復を温存する必要があるので連撃の必殺を使ったりしないように注意。周囲に湧いているゼリーは無限に出てくるので、近づいてきたら適当にあしらう程度でOKです。なお必殺技のセリフがこのステージオリジナルなのでぜひ聞いて欲しいところ。
胴体を倒すとエンディング。
一人ひとりに語りかけるハクオロ。自分は眠ってしまうがみんながいると語りかけるハクオロに、アルルゥの「でもおとーさんいない」っていうあの名セリフですよ。何度聞いてもキツイわ。
アニメのラストでエルルゥがハクオロに抱きついてキスをするシーンが追加されてましたね。しかもBGMにキミガタメが流れるという反則技。
ゲームは封印が完了して仮面が落ちてきてエンディングです。
そしてエピローグへ。
ハクオロとユズハの子供が生まれる
ユズハはハクオロとの子供を産んで亡くなってます。オボロはその子どもとドリグラとともに旅に出ます。カルラとトウカは何故か戦場へ。ゲーム版のような戦場で主に捨てられた、と言われるシーンはアニメにはありません。
ゲーム版ではさらにオリジナルキャラのカムチャタールの話が。カムチャタールが若返りの薬の材料を集めさせています。OVA版に繋がりそうですが、ゲームではカムチャタールが率先して探させているので少し違いますね。
ウルトはオルヤンクルを務めているようで、カミュとアルルゥは相変わらず。エルルゥも小さな集落で薬師をしている様子。国はベナウィとクロウが取りまとめてるのでしょうか。結局オウロは誰がやってるんだろう。
最後にハクオロが帰ってくるような雰囲気を匂わせて終わります。ファンタジーものの王道ですね。勇者が最後の戦いで行方不明になってその後帰ってくるような余韻を残して終わるっていう流れは。
これでうたわれるものポータブルのプレイ日記は終了です。
やりこみ要素としてはアイテム集めがありますが、結構面倒くさいですよ。
演習をちゃんとこなすのと、あとはテオロの斧ですね。テオロが死んだ時にレベル10以上でないといけないので、死ぬのが分かってて演習でレベル上げする必要があるという^^;