舞台・イベント

新作能「紅天女」を観て来ました。

ブログ深夜更新が続きます。。
ここ2日異様に閲覧数が増えてるんですが何かあったのでしょうか。。
ちょっと恐いです。
昨日(一昨日になってしまいました)、テアトル銀座にて新作能「紅天女」を観て来ました。
2月に観れなかったので、今回はなんとしても見ねば、と。
その結果、先週の地獄ロードがあったわけですが(^^;
おかげで無事観に行くことができてほっとしてます。
椿姫のチケットを手に入れるマヤの心境がちょっとだけ分かった気がした今日この頃です。

もはや説明の必要が全くないでしょうが、紅天女は演劇を舞台にした少女漫画「ガラスの仮面」の劇中劇として登場する作品です。
ストーリーは、南北朝時代に平安を願う仏師一真と梅の木の精である阿古夜の恋物語をテーマに戦記物らしいお家騒動や現代的な自然保護思想を盛り込んだエンターテイメント性の高いものなのですが、今回の能にあたっては、完全に一真と阿古夜の恋物語オンリーとなっていました。
それも、とある仏師に梅の里の里女が一真と阿古屋の話を聞かせるうちにシンクロしていく内容となっていました。
能の鑑賞は本当に久しぶりだったのでかなり楽しみにしてました。
冒頭、月影先生の語りから始まったのは驚きでした。
有名な「誰じゃ、我を呼び覚ますのは誰じゃ」ってやつから始まります。
思いっきり台本を見ながらの語りはどうかと思いましたが。。
演技ではなく朗読ですね。
そういえば昔は大声で本を読むお年寄りの人もいましたが、最近はめっきり見たことがないですね・・・。
語りの後、狂言が始まります。
つかみはオッケーって感じで、いい雰囲気で物語りに引き込まれていきました。
その後、囃子が流れはじめ仏師が梅の里を訪れて里女と出会うシーン移ります。
今回の能で一番の驚きは何といっても、梅の木を切っちゃったことです。
ガラスの仮面を読んだことがある方ならご存知ですが、このシーン、作中では直前で伏せられてて未だ先が分からないんですよね。
能の中では、一瞬ためらって斧を落とすんですが、再び持ち直して3回切ってました。
木は舞台中央の張りぼてなんですが、はじめ何のオブジェだろう、と全く分かってませんでした。
木に斧を振るうたびに、天井から梅の花びらが舞い落ちてきてその後、切られた木から紅天女が登場して天女の舞を踊り、幕が下ります。
能っていうのは見る人がすでに前情報として話を知ってるものなんでしょうが、これは知らなくても全然観やすいなと感じました。
昔観た能はさっぱりだったので・・・狂言が蚊相撲だったような・・・とかろうじて覚えてるくらいで能にいたっては何の演目なのか不明です。。
月影先生が冒頭に出てきたので、最後にも出てくるかなと思いましたが、結局出てきませんでした。残念です。
能はストーリー自体は非常に短かったので、今度は演劇で全部をやってもらいたいものです。
最後に、ルテアトル銀座にはじめていきましたが、とてつもなく座りづらいですね・・・ああいうものなんですかね。
途中入退場OKってのもどうでしょ・・・。
映画とかならともかくかなり静かな能の舞台中はかなり気になりました。。


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makapy
ゲームと本と映画が好き。日常の生活で買ったり使ったものを紹介しています。

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