2週間くらい前にえのもさんのお勧めで観た映画。
何気に感想を書きそびれてた。ごめ。
お堅い動物学者が結婚してセックスがうまくいかなかったことを機にセックスのフィールドワークを始めるという学者魂あふれる方の実話物語。
とりあえず、平日の午前だったからかどうかかは分からないけどとにかく人少なっ。
着信アリの時の観客5人を下回るとは・・・。
パッと見、私を入れて3人。
(ちなみにこれまたレビュー書いていないわけですが、ランド・オブ・ザ・デッドもこの日観たんですが、その人数もそんなもんでした。)
人少ないのはいいことなんで嬉しかったんですが、ちょっとどんな人がこの手の映画を観るのか知りたかったのでちょっと残念。
ストーリーが進むにつれ、キンゼイ教授、男の裸に見とれてヤッちゃいます・・・。これには参った。と思ってたら、終盤、実の父を相手にセックスに関するアンケートを始めます。・・・さすがに勘当まがいの状態にあった40くらいの息子にいきなり「初めてマスターベーションをしたのは?」とか聞かれたら口あんぐりしちゃいますよねぇ。この教授の食事シーンがあったんですが、娘と妻が初体験の話をし始めて息子が思わず席を立つんです。
まぁ私も家族内で一番話題にしたくないですよ。
恥ずかしいとかそんなんじゃなく、居心地が悪いんで。
映画じゃフィールドワークで得たレポートの詳細は語られないのがちょっと残念でした。
本が出てるんでそっちに詳しくあるのかな??
日本で性についての本といえば、お勧めはやっぱりこれ↓ですかねw
夜這いのみならず、昭和初期の頃の性に関する貴重な資料だと思います。
これ読んでるとマスコミが騒いでるような「性の乱れ」なんて言葉や学校でやってる性教育がばかばかしくなっちゃいますね。
著者自身が11歳で15歳の女の人と経験してムラの中では普通だったとか、初交など道で転んでスネをすりむいたぐらいの感覚とか、現代じゃ、まぁそんなもんかなと思うけどきっと今の親父世代より上にとっちゃけしからん本なんだろうなぁ。
あと柳田國男の民俗学を徹底的にこき下ろしている内容は読んでて楽しかった。
確かに今の民俗学がきれい過ぎだわな。
この本はこの本で面白いんで別の機会に取り上げれればと思います。