前期はドラマは「仁」見てて、アニメは「あの花」を見てたので、お腹いっぱいに重たい作品見れたなーと。今期はぱっとしたの無いな、と思ってたらドラマで「それでも、生きてゆく」と「IS[アイエス]~男でも女でもない性~」が始まって、いいもん見つけた、と。間違いなく、どちらもメジャーにはなりそうもない作品だけどね。
「それでも、生きてゆく」は瑛太が主演のドラマで、中学時代に妹が殺されて、その殺した犯人が自分の同級生って設定。そしてその犯人の妹と次第に心を通わせていくっていうストーリーらしい。
最初、この粗筋を聞いたとき、10年くらい前に放送された「つぐみへ・・・」っていうドラマを思い出した。つぐみっていう子供が近くの歯科医に殺されるけど、警察は事故とみなして、それを信じられない両親が犯人を探すっていうドラマ。
犯人は初めからドラマに出てくるので、視聴者はすでに犯人を知った状態で見てるし遺族の感情を見せるという点でも今回の「それでも、生きていく」ととてもかぶる。つぐみへの犯人は救いようもなかったけれど、今作の犯人はどんな心を持っているのか。
最初から犯人を見せてるなら、この犯人の感情をどう表現するかはとても重要だと思う。見せないなら、最初から登場させる必要なんて無いからね。
マスコミの記事なんかは被害者の兄と加害者の妹との恋という点に焦点があてられてるけれど、この手の犯人が最初から分かってるなら、犯人の個性次第で作品の評価は大きく変わる。
個人的には救いようの無い最低キャラに仕立て上げて欲しい。
ところで「つぐみへ・・・」はDVD発売してくれないんだろうか。。
無性に観たい。
DVD発売された