瀬戸内に浮かぶ寧島を舞台にした「ゴールデンゴールド」の3巻を読み終わりました。
消えた福の神が、ワラワラと現れ…
2巻ラストで、敵対していたスーパーの岩名とつるんでたゴロツキの梶刈が、フクノカミが呼んだ謎の虫に操られた舎弟にボコボコにされたところで終わってました。3巻はその続きになります。
3巻は物語的にそこまで大きく動きませんでした。印象として失速気味。
フクノカミに対して、はっきりとNOを突きつけた流花。フクノカミを突然木刀でしばきます。その後フクノカミは行方不明に。と思ったら、数センチの大量のフクノカミになって家中にひっそりと潜んでました。
どこか怪しげな母親登場
フクノカミの力で島から出る気持ちが薄れてしまった及川。暴行事件の事情徴収中に偶然フクノカミを見た警官が独自で調べ始め…
そして最後に流花の母登場。その母に現状を伝えに行く黒蓮。母は流花のニセtwitterアカウントを作って、事の顛末をつぶやき、それがリツイートされていく。
3巻ではフクノカミの最終目標が見えてきました。どうも「島にでっかいアニメイトをつくる」という流花の最初の願いを叶えるために、島の人間を動かしているようです。
それなのに、まさかいきなり木刀で思いきりフクノカミぶん殴るとは。
気性が激しすぎでしょ。
刑事の動きも少し気になりますね。フクノカミを捕らえようとしてますが、そこに何の目的があるんでしょうか。まるでフクノカミがどういう存在かを知っているかのような。
で、流花の母ですよ。自分の娘の偽垢作って何やっとんじゃい、って感じですね。
意外に10巻くらいまで続いてしまうのだろうか
5巻くらいでスッキリ終わるかなぁと思ってましたが、10巻くらいまで出ちゃうのかな。
ダラダラ続くサスペンス物ほどつまらないものは無いので、気持ちよくスパッと終わることを願うばかりです。
そういや2巻のラストに出てきた巨大な虫ってウデムシですよね。あれ日本にはいないんですね。