【映画】劇場版「零 ~ゼロ~ 女の子だけがかかる呪い」 感想

劇場版「零~ZERO~」を先週末に観に行きました。
前情報として「あれはリアル桜TRICK(百合ものマンガ、およびアニメ)」という噂は聞いていましたが、まさに^^;
恐怖度はさっぱりありませんでしたが、百合度は高い作品だと思います。

なぜホラーゲームの映画化はありふれたミステリー殺人になってしまうのだろう

山奥のミッション系の学校で行方不明事件が発生していた。
その学校では「深夜零時に好きな人の写真にキスをすると思いが遂げられる」という噂が流れていた。
三年生のアヤが部屋に引きこもるようになって数日、ミチの目の前でカスミが姿を消した。
行方不明事件が連続行方不明事件へと姿を変えつつあり、学園内に流れる噂もまた、これは呪いのまじないであるという話に変わっていく。そしてその呪いは引きこもっているアヤが原因ではないかとも。
そんな中、行方不明者の遺体が次々と川に流れ着いてきた。

こんな感じで物語は進みます。
※以下、ネタバレ含みます。

零といえば民俗学と日本家屋、射影機と幽霊という舞台装置がありますが、びっくりすることにこの映画では皆無です。射影機は出てきましたが、ちびっ子が持ってて「幽霊を撮ってる」と中学生からからかわれてたりします。射影機で霊を除霊していくシーンなんか一つもありません。というか、最後までリアルタイムで霊を写していません!射影機で撮ったという写真が1枚あるだけ。最後まで射影機で撮影しなかったのはわざとだとは思いますが……ハッキリ言って非常に不愉快です。

「そんなに新しいホラー求めたいなら零って冠つけて便乗商売するな!ボケ!他所でやれ」
これが素直な感想です。

映画自体はかもなく不可もなし、日本映画でも若手俳優使ってそこそこに撮りました的なよくある映画でした。特に書くべきことも、感想らしい感想もないんですよ。「この映画が果たして「零」なのか?」という首を90度折れ曲げて疑問に思うことを除けば。アヤは、みんなが憧れる美少女で歌がうまい、とかいうのが映像的に本当か、という疑問も薄らぐくらいに。

大体がホラーじゃないですしね、この作品。分類的にはミステリーですよね。結局呪いに見せかけて人殺してたっていう。しかも殺してた理由が勘違い。人と話すのが苦手という崇は別にしゃべるのが苦手なだけで、精神障害者でもなんでもないんですから、シスターの姉はどうして崇が少女を殺したと勘違いしたのか、なぜちゃんと聞かなかったのか不思議だなぁ。入水したような湖の設定がいつの間にか用水路に移っていったのはどっか見逃したのかな。

などなど、不思議な点はありましたが、もうなんか途中からどうでも良くなってたのでぼーっと観てました。零とタイアップしたとかいうキャラメルコーヒー味のポップコーン食べながらwタイアップと言っても役者が決めた味っていうタイアップ。どうせなら万葉丸味とか御神水とか売ればよかったのにね。鏡石文鎮とかネタで作ってくれてもいいのに。あ、あのラスト後頭部殴った石って実は鏡石!?(違うか)

まぁ無理やり零っぽいとこ探せば、川に流れ着いてくる死体とか今回の映画の巫女とシンクロさせてるのかなぁとか、紅い毛糸結ぶシーンは紅い蝶を想像させるなぁとか、そのくらいですか。映画のSEは実際のゲームのSE使ってるぽいですけど……どうでもいいか。

そんな感じで、どうでもいい映画です。1,800円払って見る価値なんてありません。レンタル100円くらいになれば見たい人は観てみればいいんじゃないですか。万が一にでも百合目当てで行く人も、写真にキスしまくる???な映画をお好みならどうぞ。はぁ。零の映画、どこか作ってくれないかな。

そういや昔、TMAってAVメーカーが零~紅い蝶~のパロディで霪~緋色の蝶~っての作ってたなぁ。あっちのほうが出来いいんじゃないの(笑)

※DVD/Blu-lay発売されるようです。


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