WiiU「零~濡鴉ノ巫女~」のプレイ日記です。
五ノ雫「マヨイガ」の攻略です。
五ノ雫「マヨイガ」
5章は放生ステージでした。
民俗学者である渡会啓示が弔写真と関連があることを知った放生は度会の情報を収集し、彼が日上山に住んでいたと思われる家に向かうことになります。
この章はプレイ中かなり驚きながらやってました。
というのもまさかなと思ってたところを繋げてきやがった!という感じです。
「これは民俗学のフェイタルフレームや~」(彦麻呂ぽくね)
その辺はフローの中で書いていきましょう。
本作、プレイスタイルはかなり今までの零とかけ離れてて、個人的にゲームとしてはアレだなと感じてますが、シリーズ中、一番民俗学を盛り込んでる作品だと思います。(露骨すぎる気もしますが。ドグラ・マグラとか言っとけば中二病くささが一気に増すのと同義)
以下、フロー。
最初は放生邸から。
・机の上に「マヨイガと書かれたビデオ」があるので取ります。
「マヨイガ」は書くまでも無いかもしれませんが、柳田国男の「遠野物語」に出てくる逸話です。
山菜採りとかで山に入った人が、見慣れない家を見つけて中に入るも誰もいない。で帰ったあともう一度同じ場所に行くとそんな家は見当たらない。というのがベーシックな話です。
このマヨイガから何かを持って帰ったらいいことが起きるという話が付随します。
ですがこれがいつの間にか怪談話として伝わるようになってくるのが昭和中頃。口承文芸ってのは生き物ですからねぇ、そういうこともあるでしょう。
ビデオと一緒に「ビデオ「マヨイガ」について」というメモがあります。
それによるとこのビデオ、川に転がってたとのことです。
てっきり呪怨の家にでもあったのかと思うくらい、呪怨みたいなオチのビデオでした。
・ソファーの後ろに「累の手帳2」があります。
・電話がなるので取ります。
間ノ雫で失踪者リストとして名前が出た「榊一哉」からの電話です。
結婚する、みたいな話が出てきます。
この辺で私のゾワゾワ感はMAX状態でしたw
死に顔を撮った「弔写真」と「死者+結婚」というキーワードから一つの言葉が連想されたからです。
その答えは、本章のラストにハッキリと出てきてしまいます。
・電話をとったら、部屋の外にでると形代神社前に移動します。
・形代神社に入って、祭壇に向かいます。
・累が消えます。
「おにいちゃんはおねえちゃん?」
ナルホド、でしょうね。声的にそんな気はしてました。
・子供が散らばっていくので、多分子供を見つければいいってことです。
・見つける子供は「納戸」「工房 押入れ」「本殿廊下・西通路の穴の中」にいます。
発見して撮影後、すぐに子どもたちは消えていきますが撮影可能です。
07式だと撮影間に合いませんでした。
・子供全員を撮影すると、浸水した本殿に「累の手帳3」が落ちます。
これを寄香にして、累を探します。
累は本殿廊下・東の突き当りにいます。
・この後、ストーリー的には祭殿の方に行けばいいんですが、それ以外のアイテム等
人形廊下に霊がいます→撮影失敗
同じく人形廊下に形代神社の記録4
地下、形見回廊に形代神社の記録2
・祭殿に行く途中に子供の霊がウロウロしてます。
本殿廊下に「逃げていく子供」
浸水した本殿にも同じく子供が扉を開けていたのですが、早すぎて撮影できませんでした。
・祭壇裏から地下に入ります。
・奥で鍵のかかった扉があり、撮影すると匪が写ります。
・同じフロアの匪のうち、中央部にあるもの3つを調べて再び扉の前に戻ったら、匪から霊が出てきました。
この霊の名前「匪に入れられた春河」なんですけど……。
連れていかれた春河、死んじゃったのか。
倒すと「菖蒲の札鍵」がてにはいりますので、扉を開けて進みます。
マヨイガ(度会邸)
ビデオに出てきた家です。
・1階に「民俗学者の手記1」
・電話がなるので取ると榊からです。
終わると「花嫁の写真」
さらに渡会啓示の霊がでます。
・二階に上がるとすぐに渡会啓示の霊が再び出ます。
・「民俗学者の手記3」があります。
・扉を開けて進むと、声がするのでダッシュで奥に進みます。
机の前に渡会啓示の霊がいます。
このエリアはアイテムが多いです。
・「民俗学者の手記5」「民俗学者の音声記録1」
・「民俗学者の手記2」
・「民俗学者の手記4」「民俗学者の音声記録2」
・更に進み、ハシゴがあるので覗きます。
すると、呪怨の伽椰子のような霊が出てきて消えます。→「民俗学者の手記6」
ここで、手記の中に麻生邦彦の名前が出てきます。
射影機の製作者ですね。
・霧がかかってきてなにか怪しいから下山しようということになります。
・1階仏間で戦闘。
「匪に詰められた男」→倒すと「民俗学者の手記7」「民俗学者の音声記録3」
倒して民俗学者の手記が手に入るってことは、この人、渡会なんでしょうか。
そんなことよりも、ここで「民俗学者の音声記録3」を聞き、私の中のまさかがつながってしまいました。
この音声記録の中で死者同士の結婚という話が出てきます。
ゲームの中では「幽婚」と言ってますが、これ、実際に風習として存在するんですよ。
学術的には「冥婚」(wikipedia)と言います。結婚していない人同士、死後にあの世で一緒になるようにという風習で、東北地方の一部では「ムカサリ絵馬(Wikipedia)」なる絵馬を奉納したりします。
ちなみに死に顔の写真を撮る風習も福島・宮城等の東北地方の一部では行われています。
なので「弔写真」なるキーワードが出た時、特に何も考えず東北地方の話か、と思ってました。
私はこの辺りで、やべぇやべぇと思いながらプレイしてました。いい意味でね。
・戦闘後、縁側に出ると霊がでます。→撮影失敗。
・出口付近で霊が出ますが、無視して外に出ればイベント発生で消えます。
マヨイガとともにw
まさか目の前で家が消えるなんてファンタジックワールドを展開するとは思っても見ませんでした。
・あとはケーブルカーに乗って帰れば本章は終了です。