ジョジョASBが叩き売られてる状態で、こんなソフトは過去にないみたいな話をレビューで書いてる人もいるけれど『そういえば同じような経験したなぁ、なんだっけ?』と考えてたら思い出した。
色んな意味でせつなさ炸裂したやつ
これ
ああ、セチグラだ・・・。(セングラが一般的らしいけどウチラの間ではセチグラだった)
1週間で半値になったギャルゲ。
発売前に散々関連商品を出しまくり、ファンディスク限定版をだし、期待値を最高に高めた後に地獄にたたき落とした迷作。
ちなみにファンディスク(ファーストウィンドウ)は発売後即プレミアがついてアキバ界隈じゃ50000円とかつけてるところもあった。
今じゃ見る影もないけれども。。
関連商品を出して広告をバンバン出して、満を持してゲームという流れだったんだけど、ジョジョの売り方とすごく類似性を感じる。
別にこれは販売戦略として全然悪くないし、むしろ超正攻法だと思う。
両者とも結果に問題があっただけで。
このセチグラを散々煽ってたのは、現在も息のある「電撃G’sマガジン」。
当時はちょうどギャルゲー真っ盛りの頃で、この雑誌も元は末期に大量にギャルゲーを排出したPCエンジンの雑誌が誌名を変えてリニューアルしたもの。
電撃PCエンジン→電撃G’sエンジン→電撃G’sマガジンと脱NECのため出世魚のように名前が変わっていった。
G’sに変わった時にG’sのGについて『Galでいきます、Gameでいきます』って書いてて爆笑したのを覚えてる。
最近ラブライブがアニメで一気に盛り上がったけど、ラブライブもこの「電撃G’sマガジン」のお家芸である読者参加企画発だったと知ってちょっと驚いた。
未だ軽くトラウマになってるセチグラが一瞬頭をかすめたから。
でもアニメみたけどすごく丁寧な作りだったので、たぶん先日発表のあったVita版ゲームはきっといい出来になってるだろうと思う。さすがに同じ轍を踏む結果にはならないはず。