女子高が舞台のドタバタコメディと鷹をくくってまったりと見てました。
が、途中から妙にシリアスな話に進んでかなり驚かされました。
恋人と離れ離れにさせる為、女子高に入れられた主人公。
はじめは最悪な環境にうんざりするが次第に友達ができて、恋人との逢引のお膳立てをしてくれる。
そんななか、経営難により共学化の話があがる。
主人公のグループも賛成反対で仲間割れに。
果たして女子高は共学になるのか、主人公は無事恋人と会うことができるのか。
学園長と対立していた主人公の友人が退学処分を受ける際に言った一言が妙に心に残ります。
「貧しい女は身売りをしなければいけないの」
主人公はまったく逆の性格で
“No more little white gloves!”(シルクの手袋は投げ捨てろ!)
と言って共学化是非の学生投票を実現させます。
途中まったりと進むところもありましたが、若さあふれるストーリーと演技でクライマックスへ引き込まれて行きました。
外国のコメディってほとんど見ないんですが、これはかなりお勧めな映画です。