【PSVita】艦これ改 プレイレビュー

PSVita版の艦これ改のプレイを始めました。
発売前後はさんざんな言われっぷりでしたから、正直そこまで期待していませんでした。
蓋を開けてみると、ひとことで言うと「惜しい」ですね。

艦これ改

ブラウザ版との大きな違いは「時間の概念」です。
これはソシャゲが時間をお金で買う的な基本構造に則って作られていますから、パッケージ版でそのまんまってわけには行きませんからね。

で、どう変わってるかというと、1日1ターンというターン制が採用されています。
各艦隊は1日に以下の行動のどれかを1回選ぶ事ができます。
・1マス移動させる
・演習を行う
・遠征を選択する
・出撃する
すべての艦隊の行動を終わらせた後、自分で終了を選ぶことで1日が終了します。

1マス移動させるというのは、このゲームはSLGではおなじみのヘックスを採用しています。(蜂の巣見たいなマスの区切りをしてるやつです)
艦隊に隣接するヘックスを1マスだけ移動させることが出来ます。

この1ヘックスが1海域になります。
南方海域とか西方海域とかですね。
ヘックスの中に複数のマップがあり、マップクリアごとに新しいマップのロックが解除され、特定のマップをクリアすると隣接する海域が解放されたりします。(全マップではない場合もあります)

さらにヘックスの概念がブラウザ版には無い制約を生んでいます。
それは各ヘックスごとに入渠ドックがあるというものです。
ブラウザ版は特に海域を気にせず損傷のあった艦を手当たり次第ドックに沈められましたが、本作では各ヘックスごとに入渠ドックがあるため、例えば鎮守府のドックを開放していても、別の海域のドックは1個しかなかったりします。
アイテムでドックは解放できますが、そこかしこにあるドックを手当たり次第開放していてはゲーム内硬貨がいくつあっても足りません。
なので、解放するドックは慎重に選んでいくことになると思います。
私はまだプレイを始めたばかりなので、鎮守府ドック以外は開放していません。

ちなみに工廠は鎮守府のみで行うことが出来ますが、艦隊が鎮守府にないと工廠を選択できません。

また、ブラウザ版では時間で資源が回復していきましたが、Vita版ではこのヘックスごとに輸送船を配置することで資源が回復します。
輸送船は艦隊と同じように工廠で作ります。建造にはゲーム内通過が必要になります。
地味に資源はたまりづらく、初期の頃は任務で得られた資源でまかなうことのほうが多いと思います。
ブラウザ版と同じようにゲーム内の時間に沿って達成した任務も復活します。

先にも書いたアイテムですが、海域を制圧したり特定の任務をこなすことでゲーム内硬貨(戦略ポイント)を入手し、それと交換することで得ることが出来ます。
ドックキーはもちろん、指輪もネジもありますので、この辺はブラウザ版と変わりませんね。

大きなところはそれくらいでしょうか。

細かなところはダメな所多いんですよ。
UIがひたすらシンプルで、ネットじゃパワーポイントぽいと言われてましたが、ホントその通りで^^;
特に戦闘スキップをした時(出撃マップ中にLキーを押すとスキップできます)の絵が、良く言えばデザイナーくさい、悪く言えば真っ白なパワポで、グラフィック重視な方々には到底受け入れられないものかと思います。
しかも戦闘スキップは出撃の度に押してあげないといけない。設定が保存されないんですよね。

ゲームのローディングもやたらめったら入ってて、ちょっと画面遷移するとプチローディングが。
これ実はVitaのネイティブアプリじゃなくてHTML5アプリなんじゃ…とうっすら思ってしまいますが、どうなんでしょう。

ぶっちゃけ、ブラウザ版やってない人は、ブラウザ版やってパケ代分を課金したほうが普通に楽しめるんじゃないかなぁ。

販売元の角川ですら

「【2/18(木)】にPS Vita用ソフト「艦これ改」がリリースされます!
海外新艦娘も一隻先行実装されますが、同艦は春に本実装予定なので、そのために買う必要はありません。
いつまでも「艦娘」と一緒にいたい、戦域SLG型「艦これ」がやってみたい提督方は、どうぞご検討ください!」

なんて感じで、全力で押してるわけでも無いので。

私も人に勧めるかといえば『ブラウザ版やってハマれば買うのもいいと思います』くらいです。
戦域SLGとしてよく出来てるかと言われても、これ頭使う感じの戦域SLGなのか?違うよな、と微妙な感じですしね。
ホント惜しいんですよ。
いっそ艦これのキャラをコーエーあたりに渡して完全に別ゲーとして戦域SLGとか作ってもらったら良かったのに、と。
なまじブラウザ版に寄せちゃってるから…。
ソシャゲならともかく、パッケージ版で羅針盤はないわーと思いましたよ。
詰め将棋的なSLGを求めてる人には向かないです。

もっとも、個人的な感想としては「キャラゲーSLGってこんなもんだろ。UIの出来の悪さを除けばむしろマシな方」という感じです。
たぶん先行してブラウザ版がこの世になかったら評価もされなければ、見向きもされないゲームになってただろうな、というそんなゲームです。
決して悪いわけじゃないけども、ドハマリするようなゲームでもない。まさによくあるギャルゲーにちょっとゲーム性足しました的な。

だから、まぁ…しょうがないよね(北上さま)


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